なんて素敵にジャパネスク 5 陰謀編 (集英社文庫 コバルトシリーズ 52-AA)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086113786

作品紹介・あらすじ

「御ややが授かりますように」ここのところ毎日、北の方さまが瑠璃のところへやってきて、意味ありげに言う。これから大和の寺へ大勢の供人を従えて懐妊祈願にゆくのでお邸は大騒ぎ。瑠璃はと言えば、このチャンスに帥の宮をおびきだし、帥の宮が瑠璃に懸想しているようなことを匂わせているので、煌姫と入れ代わって帥の宮を懲らしめようというのだ。案の定、彼はやってきたのだが…。

感想・レビュー・書評

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  • 「陰謀編」に入って、ようやく事件が起こって話が動き始めた。「瑠璃の接吻は、黄金なみに、高くつくわよ!」という台詞は、勇ましい瑠璃姫らしいが、気絶するほど腹を一撃されたことの方が重大事ではなかろうか。それにしても、瑠璃姫に女の子が生まれたら、それが直ちに宮廷の政治に影響を及ぼすという話は、妙に現実的で感心した。

  • 高彬って 嫉妬深い(^o^;)

  • 師の宮はひどい奴だな。

  • そもそもは所謂姫らしくとか人妻らしくが全く当てはまらない瑠璃姫だからこそ…こんな騒動へと発展しちゃうんですねぇ

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著者プロフィール

氷室冴子(ひむろ・さえこ)
1957年、北海道岩見沢市生まれ。 1977年、「さようならアルルカン」で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞し、デビュー。集英社コバルト文庫で人気を博した『クララ白書』『ざ・ちぇんじ!』『なんて素敵にジャパネスク』『銀の海 金の大地』シリーズや、『レディ・アンをさがして』『いもうと物語』、1993年にスタジオジブリによってアニメ化された『海がきこえる』など多数の小説作品がある。ほか、エッセイに『冴子の東京物語』『冴子の母娘草』『ホンの幸せ』など。 2008年、逝去。

「2021年 『新版 いっぱしの女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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