なんて素敵にジャパネスク 5 陰謀編 (集英社文庫 コバルトシリーズ 52-AA)
- 集英社 (1990年2月1日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086113786
作品紹介・あらすじ
「御ややが授かりますように」ここのところ毎日、北の方さまが瑠璃のところへやってきて、意味ありげに言う。これから大和の寺へ大勢の供人を従えて懐妊祈願にゆくのでお邸は大騒ぎ。瑠璃はと言えば、このチャンスに帥の宮をおびきだし、帥の宮が瑠璃に懸想しているようなことを匂わせているので、煌姫と入れ代わって帥の宮を懲らしめようというのだ。案の定、彼はやってきたのだが…。
感想・レビュー・書評
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「陰謀編」に入って、ようやく事件が起こって話が動き始めた。「瑠璃の接吻は、黄金なみに、高くつくわよ!」という台詞は、勇ましい瑠璃姫らしいが、気絶するほど腹を一撃されたことの方が重大事ではなかろうか。それにしても、瑠璃姫に女の子が生まれたら、それが直ちに宮廷の政治に影響を及ぼすという話は、妙に現実的で感心した。
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高彬って 嫉妬深い(^o^;)
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師の宮はひどい奴だな。
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そもそもは所謂姫らしくとか人妻らしくが全く当てはまらない瑠璃姫だからこそ…こんな騒動へと発展しちゃうんですねぇ
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