愛をするアンテロス: まんが家マリナ求婚事件 (コバルト文庫 ふ 1-38)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086114608

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  • 「ごきげんよう。美しい午後ですね。」
    そんな美しい電話の作法をできるジルが美しい!

    天才ゆえに孤独に包まれたシャルルが
    極限にある過酷なモザンビークの地で
    初めて人に必要とされ、愛される喜びを知る。

    恋に絶望し、愛してくれた人へ
    自分を捧げようとするシャルルの想いが切ない。

    蛇の毒牙と愛の復讐者アンテロス。
    みんなを集めてトリックを披露していく
    シャルルの金田一くんスタイル、
    昔も今もドキドキして大好き!

    そして、珍しく話をかなり覚えてた!
    なんだかうれしい![笑]
    でも、この先をまた覚えてない…。
    大事な大展開なのになぜー[´ー`;]

  • シャルルのレゾン・デートルを問われている巻だと思う。繊細でありながら、意思とプライドを貫き通す強さは折り紙つき。悩み苦しみながらも決して屈する事のない姿勢に脱帽。

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著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG(ジェニ)」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート 特装版 校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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