炎獄のディアーナ〈後編〉―ハイスクール・オーラバスター (コバルト文庫)
- 集英社 (1991年8月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086115582
感想・レビュー・書評
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世に活字はゴマンとあるけれど、この作品に出会えていなかったらと思うとゾッとする。
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誰もが幸せになれるって。信じるって。って話。正に「それぞれの思いが交錯する」本。前編とはうって変わってまた内輪の人間しか出てこん。しかしまぁ内輪の人間の数がそもそも多いからいいのか。
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「ムリなことがあるって、知ってて、それでも本当に信じられたら、それが本当の「信じる」じゃないのかな……うまく言えないけど……」(270p)
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図書館にて借りる。
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初めて里見くんにハマった作品。
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シリーズ第6作、再読。
シリーズ中、最も好きな作品。
もがきながらも、つき進んでいく感じ。 -
それぞれの想いが痛い本。重傷を負った諒。行方不明の冴子と忍。十九郎は、忍の代理を果たそうと奔走する。なんだかんだ言いつつ、術者を守る希沙良。自らの意志で中和を起こそうとする亮介。
みんな立場が違う。妖者との戦いの本なのに、前半は特に、そう言った術者の内幕の話が書かれていて、それが妙にリアルで、切ない。十九郎と冴子の、「冴子の正体」について語るシーンとか、後の「烈光の女神」とかを読んでから再読すると、またもう一段意味が深まったり。
キャラそれぞれがどうしようもなく本気で、読んでいるこっちも亮介と同じように「みんな幸せに」と願うから、尚更この、なんとも苦いラストは哀しい。
「最後にはみんな幸せに」と、私も願いたくなった話。
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シリーズ第五弾。
ボロボロです。