海のアリーズ (集英社スーパーファンタジー文庫 こ 2-1)

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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086131865

感想・レビュー・書評

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  • 今から見れば少し古めかしい印象ですが、絵本作家の幽霊に頼まれて、物語を変えるべく絵本の世界に飛び込んでいく・・・というストーリーは不思議な味わいがありました。同時期に他の文庫から優れた少女小説がいくつか出ていますが、これも少女小説に分類されると思います。
    処女作でありまだ全体的にこなれていない印象もありますが、オリジナリティ溢れる素敵な作品です。著者の作品が他に出ていないのが残念ですね。

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著者プロフィール

小林 栗奈(Kurina Kobayashi)
1971年生まれ。東京都多摩地方在住。中央大学文学部で図書館情報学を学ぶ。 表の顔は地味で真面目な会社員だが、本性は風来坊。
欲しいものは体力。 2015年、第25回「ゆきのまち幻想文学賞」長編賞受賞。 2016年『利き蜜師』で第三回「暮らしの小説大賞」
出版社特別賞を受賞し、『利き蜜師物語 銀蜂の目覚め』(産業編集センター)として刊行。
他に『利き蜜師物語2 図書室の魔女』『利き蜜師物語3 歌う琴』『利き蜜師物語4 雪原に咲く花』『骨董屋・眼球堂』
『西新宿 幻影物語』(すべて産業編集センター)がある。

「2020年 『骨董屋・眼球堂2 エディス・グレイの幻の絵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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