鳳凰飛翔 〜華焔、江を薙ぐ〜 (かぜ江シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (1997年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086144155
作品紹介・あらすじ
劉備と同盟を結び、曹操との決戦に挑んだ孫権軍。だが、曹操が持久戦の構えを見せ、戦況は膠着状態に陥っていた。脱走兵や敵に寝返る兵が相次ぎ、東呉軍は次第に追いつめられていく。ついに周瑜は、脱走兵を装った決死隊を送り、一気に劣勢をくつがえす奇策をとった。だが、決死隊に選ばれた黄蓋には、以前から曹操軍の間諜が接触していた…。
感想・レビュー・書評
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赤壁の戦いの最終巻です。主役は、黄蓋だと思います。火計の作戦については、孔明は超人と化してません。むしろ、青くさいです。巻末に作者が三国志について語ったおまけがついていて、それが面白いです。
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赤壁編、完結。
これは新しい黄蓋……!?
直前まで揺れ動く黄蓋に手に汗握りました、老将(ジジイ)万歳。
ちょっと弱気な周瑜も新鮮でした。
それと黄蓋や程普に叱られているのも。
赤壁での周瑜の強みは何だと言ったら、「信じる事」と「待つこと」だと思うので……仲間だったり、風だったり、好機だったり。
そこに重く視点が置かれていたので嬉しかったです。
挿絵の桑原さんは毎巻絵がお上手になっていきますね、それも楽しみだったりする。
ところで「かぜこう」シリーズの感想を書くときに「あとがき」の文体に引っ張られているような気がする。 -
ついに孔明登場と、赤壁の戦いのお話。
やっぱり三国志の一番の見せ場は描かないわけにはいかないですよね。センセイの周瑜愛が出ているように感じた一冊です。 -
2010/09/30 実家にあったのを再読。続きあったか?
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陸遜好きの私にとっては大好きな作品。
また黄蓋の葛藤が「あぁ!」って感じ。 -
旋風江・赤壁三部作涙の完結編。
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かぜ江シリーズ第5巻。赤壁の戦いでいったん本編は終了してます。続巻を待ち続けてる。
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西を、望む。
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え〜、あの人はそんな人だったんですか?が連発の赤壁3冊目。