水空の青 (コバルト文庫 さ 9-1 1st・フレンド)

  • 集英社
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本棚登録 : 42
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086146685

作品紹介・あらすじ

スポーツの英才教育機関・ISA。競泳選手として5年間トップの存在だった紫野宮岬は、突然の病気によって選手生命を奪われる。生きる気力を失って自殺をはかった岬を助けたのは、通りがかりの高校生・宇野宗太だった。不本意ながらも普通高校に通い始めた岬は、ISAとのあまりの違いに戸惑う。しかも偶然同じクラスだった宗太は、何も知らないで岬を水泳部に勧誘してきたのだが-。

感想・レビュー・書評

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  • 苦しい青春が爽やかで結構好きだった。水泳のエリート選手だった主人公が、脱落して普通高校へ移り、あらたな人間関係や自分の現実に向き合っていく話。

  • ピュアだ! とニヤついてしまうわたしはもう十代の青春とは程遠いのかもしれません(笑)。
    主人公がある意味“隔離”されたような環境から場所を移し、他者とのかかわりに魅力を見出していくさまは好感が持てます。設定の特異さはあれど、目を疑うような展開はなく。それをどう取るかは個人の自由ですが、現実って日常のなかに大きな挫折や苦しみがあるもの。まあノンフィクションとフィクションを比べてあーだこーだ言うのも野暮ってもんですが、つい比べてしまうのがひとの常。
    ピュアすぎて照れてしまうけれど、読後感はさわやかです。
    http://beautifulone.jugem.jp/?eid=256

  • この人の、こういう良い意味で心に痛い話が大好きだったんだ。

  • 夏が来ると再読したくなる作品。
    最高に熱いスポーツものであると同時に、人と人とのかかわり、わかり合おうとする過程を描いた良作。

  • 水泳のお話です。
    青春!って感じがします。
    泳げない私でも泳いでみようかと思いました。

  • お気に入りのシリーズの1つ。
    基本的には、高校水泳界を舞台にしたお話です。恋愛よりも友情を感じさせる青春ものです。
    落ち込んだ時、挫けそうになった時に読むと、素直に「よし、もう少しだけ頑張ってみようか」という気持ちになれます。
    2巻出てますが、1巻だけでも充分に後味すっきりなお話です。

  • 読後感が爽やかだった。
    いいコバルト文庫の例のような本だと思う。(記憶が・・・)

  • 運動の天才ばかりを集めた学校に通う主人公、篠宮。学校一番の天才と言われ、本人もそれを疑わなかった傲慢な主人公が、病気で大会に出場できなくなり、学校も退学せざるを得なくなった状況で本当の友人と大切なものを学んでいくお話です。
    友人から借りて読んだのですが、思わず買ってしまったほど好きな一冊!!

  • プールはいりたくなるよ  青春ていいよ

  • 水泳が好きみたいですね。水泳というだけで、ウキウキでした。
    20050208:読了

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著者プロフィール

集英社コバルト文庫にてデビュー。女性向けライトノベルで活躍中。

「2018年 『没落ピアノ先生。 ~レッスンするのは大変です~ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

さくまゆうこの作品

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