吸血鬼と死の花嫁 (吸血鬼はお年ごろシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086147330

作品紹介・あらすじ

アルバイトでホテルのブライダル・ショーを見ていたエリカ。客にみせかけるさくらを頼まれたのだ。ところが、モデルたちの様子がおかしい。偶然近くにいたエリカの父・クロロックは、会場に流れる"血の匂い"に気がついて-?正統吸血鬼の血を継ぐ父娘が遭遇した"魔女"とは!?表題作のほか『吸血鬼、荒野を行く』『世直し吸血鬼』の二編を収録した、ヴァンパイア・ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 吸血鬼と死の花嫁
    吸血鬼,荒野を行く
    世直し吸血鬼
    の3部作。

    女子大生エリカとその2人の友達 みどり と 千代子。
    トランシルバニア出身の父親の吸血鬼クロロックとその妻,弟。

    主要な登場人物の活躍の仕方もおちついている。
    無駄の無い仕上がりになっている。

    評論家評論家という話が出て来るのが面白い。
    評論家の話なんて面白くもないのに,
    評論家の評論なんて,面白くもないの2乗に違いない。

    「吸血鬼,荒野を行く」のように,最初からエリカたちが登場する場合と, 他の2作品のように,最初はエリカたちが登場しない場合との組合せがある。
    話題の違いを引きだたせている。

    多作作家のものづくりの努力の跡が伺い知ることができる。

  • ■0987.
    <読破期間>
    H21/7/22~H21/7/22

    <本の内容>
    アルバイトでホテルのブライダル・ショーを見ていたエリカ。
    客にみせかけるさくらを頼まれたのだ。
    ところが、モデルたちの様子がおかしい。
    偶然近くにいたエリカの父・クロロックは、会場に流れる“血の匂い”に気がついて—?
    正統吸血鬼の血を継ぐ父娘が遭遇した“魔女”とは!?
    表題作のほか『吸血鬼、荒野を行く』『世直し吸血鬼』の二編を収録した、ヴァンパイア・ミステリー。

  • エリカの18作目。ブライダルフェアのサクラとしてアルバイトに出向いたら・・・

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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