十六夜異聞 影の王国 (影の王国シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086148047

作品紹介・あらすじ

月の影には、ある王国が存在する。クラスでは目立たない少年・渡会月哉はその王国の王子であり、忌まわしい儀式から逃れるために地上へ来たのだった。満月の夜に、地上と王国をつなぐ扉は開かれる。-いったん月へ連れ去られ、地上へ戻ってきた人間の少女。月で出会った恋人を待っていた彼女と、偶然親しくなった月哉は…。桜の樹にまつわるラブストーリー『桜護り』など、四編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ番外編。当時刊行された順に読んでいるので箸休め的な一冊。全てに月鬼が絡む短編集。「桜護り」はcobalt本誌で読んだな、という記憶しかないな…。月に攫われた人間が月鬼のように作り替えられてしまったりと初期のホラーに近い雰囲気が楽しめた。あとがきから金目族の設定は本編に絡んでくるのかな。(1/9-19)【2024-1】

  • シリーズ外伝で短編集。月鬼たちの切ない話。元人間ってのもいるのか・・・。イヤルドがまだぺーぺーの頃の話も本編と絡んで面白い。

  • 『影の王国』シリーズの番外編、ということで短編が4本載っています。「最後に開ける箱」は本当に本編を最後まで読み、十六夜異聞二まで読んでようやく全ての辻褄が合うような話です(笑)

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