チープスリル 1 (集英社文庫(コミック版))

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086172288

感想・レビュー・書評

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  • いじめっ子をモデルガンで脅すという発想が嫌いじゃないので(だって普通のいじめられっ子は泣き寝入りか突然ナイフでグサ!でしょ)私は天野くん推しです。エレベーターでの抱擁シーン美しかった。彼がこれから幸せな人生を歩めるといいな。

    あと、この作品の猫が可愛い。子猫特有のコロコロふわふわ感が可愛い。成猫のしなやかさや、抱き上げようとすると背中がみょーんと伸びる感じもちゃんと描かれてて可愛い。

  • 梅ちゃんを巡るような巡らないような短編連作。わたしはほんとにこういう構成のお話がすきすぎてつらい。

  • 三人の女の子のラブストーリー。
    明るくて学級委員をしていた映見は教習所の教官に、
    内気でオクテなかをりは初恋の男の子に似た少年に、
    恋をしている。
    そしてイジメにあっていたひと美は人嫌いのデパートガール。
    そんな彼女の運命は一人の高校生との出会いで一変する。

    三人は小学校の同級生で、最後に交互に描かれたお話がひとつにまとまるのがいい。
    相変わらずよくできた構成のお話だな~と感心しました。

    三人の中ではひと美の話が一番好きでした。

  • そっか、前々からこういう話の展開の仕方をしていたんだな、この人。と。「駅から5分」と似た感じがある。でも、この人の作品を読んでいると時間間隔が狂ってくるというか、話のトーンにいつの間にか惹きこまれてしまって、逃れられなくなる。最高にいい。何でこんなにいいんだろう。。。空気感だろうか。(10/5/26)

  • 全2巻。

    短編集と思いきや、最後は主要人物が集まって・・・
    うまい!ストーリーの巧みさに感動。

  • うつくしいキスシーン。

  • 映見。かをり。ひと実。顔も名前もよく覚えていない元同級生三人のそれぞれの生活。走り出す恋。ただひとつ共通するのは何気なくふと現れては通り過ぎていく「梅原」という名前の少年の記憶と残像、思い出。

  • 三人の女の子がそれぞれ歌う恋や友情が、最後のマドリガルに繋がってゆく。やっぱりうまいなぁ。個々の主人公達もいいけど私はシャイなカップルの話がとても好き

  • 同じ一人の男の子が好きだった、三人の女の子の恋の話。オムニバス形式だが一話づつがまとまっている。要所にちりばめられている布石をひとつも無駄にすることなく、最後に纏め上げる力量は圧巻。

  • 少女マンガを超えたね

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著者プロフィール

1972年デビュー。『おしゃべり階段』『いつもポケットにショパン』など少女マンガ史に残る名作を数多く発表。講談社漫画賞受賞作『天然コケッコー』は映画化もされた。長期連載『花に染む』が2016年に完結。

「2017年 『くらもちふさこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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