- Amazon.co.jp ・マンガ (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086183383
感想・レビュー・書評
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連載当時、人気が無かったのがびっくり。わたしは柊さんの作品ではこれが1番好き。映画より原作が好き。
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映画はちゃんと見たことないので知らなかったけど、ジブリが原作だと思ってたので新たな発見でした。
純粋に少女まんがだなぁーって自分は感じたけど、作者の柊さんが近藤喜文さんとの対談にて「典型的な少女まんがから外れた作品として本作品を描いた」って言ってて、少女まんがってひとくくりにするのはダメなんだなあって。
一つ一つの作品にも作者のこだわりがあり、作品のコンセプトがあるっていうことを改めて実感しました。 -
8月、夏休み。本が大好きな中学生・雫が不思議な猫に導かれてたどりついた場所は…? 気になる少年との出会い、将来の夢、生まれて初めての気持ち…。雫の中で、なにかが変わりはじめる――。
スタジオジブリによってアニメ化もされたファンタジックストーリー。
【同時収録】耳をすませば 幸せな時間 解説エッセイ/鈴木敏夫 対談/近藤喜文&柊あおい あとがき/柊あおい
スタジオ・ジブリでアニメ化されたストーリーとほぼ同じですが、細かい部分が違います。
天沢聖司が目指しているのはヴァイオリニストではなく、絵描きであること。聖司の兄と雫のお姉さんは、付き合っている。雫の親友の夕子が、最初は聖司のイメージが悪かったけど彼の良さが分かって惹かれる一方迷っていた雫に、自分に正直になりなよと励ましたり、役割が大きくなっています。雫が書いている物語の内容も、かなり違います。
鈴木プロデューサーによると、宮崎駿は原作を真ん中あたりしか読んでいなくて前後を想像して脚本を書いたそうです。
作者が描ききれていなかった部分もアニメ化されたストーリーに含まれているので、その辺も含めて楽しめます。 -
図書館で借りた本のほとんどで先に借りている人がいる事に気づいた女子中学生の物語
言わずと知れたジブリ映画の原作
原作とちょっと違うとは知っていたけど、その少しの違いが物語の主題まで変わっているように思える
・映画と原作の相違点
雫はカントリーロードの作詞をしない
聖司はヴァイオリンを作らずに絵を描いている
なので、雫は歌わない
聖司の兄、航司がいる
聖司は告白はするが、プロポーズではない
雫が物語を書くのは変わらず
原作だと、どうしてもガールミーツボーイの恋愛が強めに感じられる
映画の主題は、魔女の宅急便でも描かれているように、世間的には幼い年頃で将来の展望や目標に向かう迷いとひたむきさかな
巻末の鈴木敏夫さんのインタビューや柊あおいさんの対談で、作品の背景を色々と知れた
宮崎駿がマンガの序盤を読んで自分が想定したストーリーと違うと言ったのは知ってたけど、その経緯は初めて知った
何というか、大御所のクリエイターって面白エピソードに事欠かないよなぁw -
柊先生の『星の瞳のシルエット』をリアルタイムで読んでいた、りぼんっ娘だったけど『耳をすませば』は記憶に残ってなかった。ごめんなさい!映画『耳をすませば』近藤監督との対談を読めばまんがは連載4回での早期切り上げだったとは。恋愛まんが花盛りのあの頃のわたし、りぼんっ娘たちには、彼とは同志のような関係で、女の子が自分の夢を見つけて、自ら道を切り開いていく的なストーリーは、まだまだ受け入れられる状態じゃなかったみたい。ジブリ映画の『耳をすませば』が大好きだから、改めて原作を読んでみたけれど、えー面白いよ。それに地球屋の店内の様子なんかアンティーク雑貨屋さんのようで素敵。バロンがずっとお店にいる理由も分かったし……本当はこのお話の中で恋人に逢わせてあげたかったな。このストーリーの良さ、あの頃のわたしには分かんなかったんだなぁ。この原作、宮(宮崎駿)さんが想像を膨らませた物語と「ストーリーが違う」と怒り出したらしいけど、このくだり読んだ途端、プロデューサーの鈴木さんの当たり前です!ってツッコミに笑っちゃった。わたし的にはラストは映画の方が好み。聖司が雫に愛の告白を叫ぶとこが実はお気に入りなのだ。原作よりも思い切った告白!次は映画『猫の恩返し』の原作を読みたいな。バロンの恋人とのお話出てくるかな?
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多分、単行本から加筆修正しているようで、いいお話にバージョンアップしてました。
個人的には映画よりこちらの方がいいなー。
絵柄はやっぱりりぼんぽくない「耳をー」の方が好きです。 -
映画の元となった作品。
マンガがとしては…だが、参考にはなる。
この本で1番面白いのは近藤監督と原作者の対談。これは本編以上に面白かった。 -
■書名
書名:耳をすませば
著者:柊 あおい
■概要
8月、夏休み。本が大好きな中学生・雫が不思議な猫に導かれてた
どりついた場所は…? 気になる少年との出会い、将来の夢、生ま
れて初めての気持ち…。雫の中で、なにかが変わりはじめる――。
(From amazon)
■感想
やっ~~~~~と、売ってました!!!
これ、本屋に行くたびに探していたんですが、なかなか売って
なかったのです!!
いや~~見つけたときはテンション上がりましたね~~
内容は、スタジオジブリの映画"耳をすませば"の原作です。
こういうのって、総じて原作の方が面白いけど、これも例に漏れず
原作の方が面白いですね。
いや、勿論、映画も面白いんだけど、漫画の方がすっきりしていて
良い。ただ、聖司の心情の変化は、映画版が圧倒的に丁寧に描いて
います。漫画はすっきりしていますが、弊害として男性側の心情
の変化が、早いというか、雑です。
映画を見ていないと、かなり想像を膨らませて読むことになります。
基本的には面白いので、読む価値有りです。
最後に不満を一つ。
短編の"耳をすませば 幸せな時間"が同時収録されているなら
言って欲しかった!!
(まあ、背表紙に書いてあったのだが、これとは別に"耳をすませば
幸せな時間"も売っていたため(普通は品切れ)、テンションがあが
り背表紙に気がつかなかった・・・・)
これとは別に"耳をすませば 幸せな時間"も買っちゃったよ!!
この文庫版の"耳をすませば"に未収録の短編"桔梗の咲く頃"も
面白く読めたからいいけどさ・・・ -
烏兎の庭 第七部 1.28.23
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto07/diary/d2301.html#0128
柊あおいの作品は読んだコトないのですが、とっても懐かしさを感じる素敵な絵です(表紙を見た感想)。これを読んでから、ジ...
柊あおいの作品は読んだコトないのですが、とっても懐かしさを感じる素敵な絵です(表紙を見た感想)。これを読んでから、ジブリの映画を観てみようかな、、、