戦う司書と終章の獣 (スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 281
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086304177

作品紹介・あらすじ

反乱を防ぎ、ふたたび平和を取り戻したバントーラ図書館に突如異変が。書架を守る役目を担う衛獣たちが、自らの護衛領域を脱走し、武装司書たちを襲撃しはじめたのだ!総動員で衛獣に立ち向かう武装司書たちだったが、館長代行のハミュッツが一向に姿を現さない。敗色濃厚になる中で、ハミュッツから全職員に通達されたのは、武装司書の本来の意味と、この世界にまつわる衝撃の事実だった-!そして、最下層では「天国」がついに動き出す。世界の理が変わる瞬間が訪れようとしていた…。新人賞受賞シリーズ第8作。

感想・レビュー・書評

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  • 【2024-031-1688】図書館より。

  • 再び平和を取り戻したかに見えた
    バントーラ図書館に異変が。
    書架を守る衛獣たちが自らの護衛領域を脱走し、
    武装司書たちを襲撃しはじめたのだ。
    総動員で衛獣に立ち向かう武装司書たちに
    館長代行であるハミュッツが告げたのは
    武装司書の本来の意味と、
    この世界にまつわる衝撃の事実だった。

    えっ?これが最終巻だっけ?というくらいの
    急展開だったので展開が気になって
    つい一気読みしてしまいました…
    あっけない幕引きの中で回想される
    ユキゾナやマットアラストの過去。

    菫の願いが託されたのはうっすら分かってたけど
    やはり彼だったのですね…
    あと2巻。どう終わるのですかね…

  • 読了。

  • 明かされた図書館や武装司書の真実と、訪れる最後の時。
    ハミュッツの最後の笑みも、ただの笑みではない気がするし。
    ますます見逃せない。

  •  まさに、急展開。
    前巻は何だと言いたいくらいに、ストーリーが駆けて行ってビックリ。
    いや、安定しないからこその面白さだとは思いますが、それでも驚きが隠せない。

  • なんだこの怒濤の展開。ってくらい前巻とはうってかわって急展開となっております。
    だんだん最終章に続く感じに仕上がってます。
    エンリケさんの変貌にも驚き。
    ユーリとユキゾナにもスポットをあててました。とにかく目が離せなくて、一気に読んでしまいました。
    おかげで少し寝不足です。
    菫の願いも出たことだし、先がどうなるか、全く予想できません。
    最後まで目が離せません!!

  • ある意味驚きのネタばらし状態に。
    まさかこれほどあっさり喋るとは思いませんでした。
    館長命令(?)なら仕方がない…んでしょうか?
    いやでも、もうちょっと待ってくれないと
    やりたい事もできなかったのでは??w

    ここまで準備をしたというにも関わらず、それが徒労に終わってしまった組と
    知らなくて呆然としていた組。
    それを見ながら、己の野望を達成してしまった人。
    普通じゃないとは思っていましたが
    これほどまでとは…すごいです。

    過去に出てきた人はあれですか、菫さんですか。
    だとしたら、唯一の友人を手にかけたわけですよね?
    それほどまでにして守る世界、なのでしょうか?
    むしろ世界を創った人が死んだ場合、結局世界は滅びるんじゃないでしょうか?
    支えなしになど、存在できるものなのでしょうか?

    で、結局『戦う』人も『司書』もいなくなっちゃったわけですが
    これ題名どうするんですか??

  • ついに暴かれる世界秩序を守るための嘘。武装司書達が信じていたものが崩れ去る。そしてまた新たなる謎が…。
    この後の展開、どーなる?

  • またも読者を良い意味で裏切ってくれた。
    急展開。続きが楽しみ。

  • この巻は正直退屈だった。伏線を回収しつつクライマックスへ向かうための巻だったんだろうけど。
    そしてまさかの引き。

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