ベン・トー 6 和栗おこわ弁当310円 (スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086305617

作品紹介・あらすじ

半額弁当争奪バトルに青春を賭ける佐藤洋は、新たに開拓したスーパーで、存在感溢れる半額神・ビッグ・マムと、そこを主戦場とする厄介な「狼」山木柚子と出逢う。ある目的のために佐藤の苦難の食生活が始まる一方、槍水は彼女が溺愛する妹・茉莉花が文化祭に見学に来るため、心配で落ち着かない日々。そしていよいよ文化祭当日、友人のイベントに駆り出された槍水の代わりに佐藤が茉莉花の面倒をみることになるのだが-。甘美な罠を退け、誇り高く戦い、喰え!「狼」としての底力がいま試される!庶民派シリアスギャグアクション、禁断の第7弾。

感想・レビュー・書評

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  • 半額弁当を争う「狼」たちの「ハーフプライサー同好会」にも文化祭の季節がやってきた!アホなことを真正面からばかばかしくも燃える!戦いに描くだけでなく、その食べ物への愛情とうまそうな描写がたまらない本シリーズに、妹様がやってきました。サービスサービスが激しいですが、それとは別にまた食べ物がうまそうでうまそうで……くいてー!これはアニメ化しても絶対このうまそうさは表せないだろうなあという感じにすさまじくうまそう。大好きだ……!セガネタも相変わらず続くのね(笑)。

  •  佐藤は槍水の方から「一口くれないか」と言って欲しかった。そのためにビッグ・マムのいる高級スーパーを狙う。だが文化祭の時期は、スルーアたちが押し寄せる。彼らは文化祭後の学生で、半額になる前の弁当を悪意なく買っていくのだ。後に残るのは更地だけ、空腹を感じてスーパーを立ち去るしかない。
     烏田高校の文化祭も始まり、槍水の妹の茉莉花も遊びに来る。茉莉花が来たからか、ロリネタが多めだった。そして、ラストの槍水の戦いは、まだまだ佐藤に先は譲らないぞという気が感じられた。
     ビッグ・マムもガーリー・トロットまた出て欲しいな。キャラ濃いし。
     時折話に上がる、トラップの得意な佐藤の祖父が気になる。いつか出て欲しい。北海道旅行編でもあるといいな。
     

  • 評価:☆4.5

    半額弁当を巡る熱き狼達の戦いの物語。

    もっともらしい理由をつけてスルーアとか言ってるけど、要するにただの学生の買い食い(笑)
    この辺の真面目に馬鹿なことをやってるっていうのもベン・トーの魅力だよね。

    槍水先輩が、バカだけど一直線な佐藤に感化されるっていうのは良かったな。
    常に強くあろうとしてる姿こそ槍水先輩だ。
    リベンジを果たしたのがカッコよかった。

    そして白粉先生の暴走っぷりも相変わらずw
    お、コイツもしかして可愛いんじゃないか?と思った直後に佐藤さん浣腸しましょう!ってヤバいよクリーチャーだよ(笑)

    てか佐藤!ロリ少女の(つるぺたとは言え)胸まで触ったんだから勝たなきゃだめでしょ!w

    ビッグマムも変人だったけど、ガリートロットもなかなかの物好きだなw

    茉莉花ちゃんが出ると槍水先輩の可愛さがUpするから今後も出て欲しいところ。

  • 913.6 ア ⑥ 登録番号9546

  • 文化祭ということで、いつもより食べ物の表現が凄まじい…ような気がする。ただのどん兵衛でさえ、美味しそうだと思えてきた。
    ストーリーでは、新キャラが複数登場して、盛り上がりを見せている。

  • 新キャラ続々登場! ビッグ・マムが作る弁当はあまりに美味しそうで涎が出る。

  • いやーおもしろいw
    正直、和栗おこわ弁当はおいしそうに思えなかったけど。
    (どちらかというと、今回はどん兵衛の描写がやたら輝いていた)

    本巻もこれまで通り、新しいキャラ(ビック・マムと山木柚子)を中心に話が進んでい行く。

    しかし、ビック・マムのキャラ・造形設定はどうなんだろう?w
    ありゃキモすぎだろ。
    ノーブラ展開で柚子に萌える展開を作っておきながら、
    あのラストでは、柚子に萌えた人はかなり欝になったのでは?

    話の展開はともかく、
    本巻のメインおかずは、マムでも柚子でもなく・・・

    「幼女」と「おっぱい」。
    そして、味付けは「変態」と「セガ」。

    内緒だが、槍水妹にはかなりぐっと来たb

    バカバカしいこと(弁当争奪戦)を、おちゃらけず真剣に書ききることで
    異色の面白みを出してきた本作だが、
    ここへきて、だいぶ王道の変態ギャグ展開が色濃くなってきた。
    このまま特色を失わず、さらに変態度が高まることを期待する。

  • 6巻は文化祭、妹、おっぱい、これに尽きる。
    佐藤はまた不名誉な肩書きが増えたね。今回白梅様の出番はあまり無かったけどちょっと好きになった。
    争奪戦はガリー・トロットだが登場するが、これは佐藤じゃなくてもまともに戦えないなw
    今回は誤字脱字が多かった気がする。

  • 相変わらずの全力で馬鹿な小説。
    このシリーズもここまで読むと、日本のどこかで本当に半額弁当を巡る争いが行われているのだが自分は狼じゃないので気が付いていないだけなのではないか、と思ってしまう不思議な魅力がある作品です。
    それはそうとして、栗おこわ弁当食べたい。

  • 変態・・・それは主人公・佐藤洋につけられる至高の二つ名!
    新たな敵・山木柚子のノーブラという魅力にあらがえず、弁当を逃してしまう佐藤。
    そして文化祭と魔女の妹・茉莉花との出会いによりうまれるロリコン疑惑。
    はたして佐藤は文化祭を楽しみ、変態疑惑をなくすことは出来るのか・・・期待の第六巻です!

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著者プロフィール

アサウラ:『黄色い花の紅』で第5回スーパーダッシュ小説新人賞・大賞を受賞、同作でデビュー。代表作『ベン・トー』はTVアニメ化を果たした。他代表作は『デスニードラウンド』(オーバーラップ)など。

「2022年 『リコリス・リコイル Ordinary days』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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