カンピオーネ! 16 英雄たちの鼓動 (スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 110
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086307727

作品紹介・あらすじ

魔王、囚われの身に!? 平和なクラスで起きた珍事件「囚われのカンピオーネ」、エリカと護堂のある夜の出来事「ローマの休日・深夜版」等短編を一挙収録! さらに最終章への幕開けに迫る展開が…!?

感想・レビュー・書評

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  • ライトノベル

  • アニメDVD・BDの特典として用意された短編を集めた為か、時系列的に初期の話も混ざっていたりしている。少しの触れ合いでも過剰反応する護堂がもはや懐かしい…。
    かと思えばページ数の関係か、割とあっさり『教授』を行ってしまう護堂には少し違和感を覚えてしまうが

    今回敵となるのは顕聖二郎真君。しかも、まつろわぬ神の状態で襲ってくるのではなく、不死の領域に居る完全な善神の状態で護堂に襲いかかる。それでいて悪しき魔を討つことを至上命題としているのだから、護堂とは相性が悪い。破茶滅茶な神様相手なら護堂は様々なカウンターが打てるが、物理法則を無視した力もなく悪事も行わない神様は護堂には戦いにくい存在。更に意外な形で『戦士』への対策を行うのだから尚の事護堂にとって天敵と言える
    ……まあ、そんな相手に迷うこと無くあの切り札を使ってしまう護堂は二郎真君よりも無茶苦茶だった訳だが。第一巻の頃からもしかして出来るのでは?と提示されていた方法だったけど、本当に実行してしまうとはなぁ

    そして本編とも言える第七話「英雄たちの鼓動」。15巻の後日談であり、これから始まる闘争の前日譚とも呼べる話。あの神様達が蘇って神殺しに宣戦布告するシーンはかなり盛り上がってしまう。神様を倒しても何だかんだ理由をつけて護堂の権能が増えなかったのはこの展開のためかと思ってしまう程。
    もしかして最終決戦へ向けて神殺し達が一致団結する展開も有るのだろうかと期待してしまう流れ。

    本編の流れとは関係ないけど、ひかりの如才ない配慮には毎度驚かされる。誰よりも早くバレンタインチョコを渡して護堂に自分の存在を印象づけておきながら、大きな対価を要求しない。
    他のヒロイン勢とは違って護堂とそこまで深い仲になっているわけではないが、それだけに今後護堂との関係性が深くなり、護堂を支える勢力が更に大きくなった際にはどのような立場になっているのか恐ろしくも有り楽しみでも有り。

  • 短篇集。安定のカンピオーネクオリティで面白かった

  • 小休止に見えて案外話が進んでます。
    なんかいろいろエロいな、おい。

  • 短編集。中編もあるけど。短編の方は王様(魔王)の王様たる日常ですかね。中編も含めてイチャツキシーン満載に感じました。エリカはもう愛人じゃなくて正妻だと思うんだけど、本人的には愛人ポジの方がいいのかね。個人的にはエリカ推しなので思うまま突き進んで欲しい。最後の中編はクライマックスへ向けてオールスターキャストの様相を呈してきました。神殺し側も姐さんとか戦力を結集するのかな。しかしいつも以上の怪獣大戦争みたいなのが予想されるけど世界は保つんだろうか(笑)

  • 短編集かあ。話が進まずおもしろなかった。

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