クロニクル・レギオン 1 (ダッシュエックス文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 88
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086310055

作品紹介・あらすじ

時は20世紀末。蘇った古代の英雄カエサルにより支配された皇国日本の皇女・藤宮志緒理は、高校生・橘征継と共に神秘の有翼巨人兵『レギオン』を用いて反旗を翻す! 極大幻想戦記、いよいよ開幕!!

感想・レビュー・書評

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  • ライトノベル

  • 「カンピオーネ」の作者による架空日本を舞台に、蘇った英雄たちが戦うファンタジー。

    いや、さすがと言うか、非常に手練た感じでワクワクと惹き込まれた。
    うん、面白い。

    高貴な姫と英雄の取り合わせは全く王道だよなあ。
    姫さまが野心家の癖にウブな所がなんともイイ!(笑)
    例によってなかなか官能的な場面もあって作者の面目躍如。
    もっとやれ!
    ただ、あの設定はそういう場面を描くためにあえてそうしてるようにしか思えないけど(笑)

    ちょっと残念なのは、初音が途中からほとんど出番がなくなったこと。
    いいキャラなのでもうちょっと絡んで欲しいかな。
    あと、「カンピオーネ」でもそうなんだけど、戦いが巨人兵による代理戦闘みたいになっちゃうので、もう一つ手に汗握るような盛り上がりにかけてしまう。
    そのあたり、もっと工夫して欲しいと思う。
    あと、主人公の正体は誰だろう?
    とりあえず義経→ジンギズカン辺りが思い浮かぶのだけど、さて?

    続きも読みたい。

  • あらすじによるとジャンルはファンタジー戦記ものだそうです。
    いまのところ戦記という感じはありませんが、三国志をインスパイアして書いていくそうです。そういう意味では対比して読んでいくと面白いかも知れないですよね。

    第一巻での印象は普通のライトノベルだってところ。安心、安定のストーリーライン。
    ただ、所々に面白くなりそうな種は埋め込まれていたので、次に期待です。
    ブクログの星が何個かの評価は悩む所ですが、甘めに判断して星三つ。

  • 全体的に説明調で文章で盛り上がるというより、シチュエーションで盛り上がるラノベ、ということに読み終わった後に気付いた。すぐ近くに原液あるのに、適当な理由かこつけてプレイに勤しむとか、笑った。自信家でありながら偉ぶるでもない志織理と残念イケメン征継がいいコンビ。

  • 新レーベルの創刊第一弾。SDのカンピオーネ読んでるので作者買い。こちらは過去の武人・偉人が蘇り巨人兵団を操っての『三国志』らしいです。丈月さんの描く大物敵キャラはそれらしいカリスマ性ところが感じられて個人的には好み。ヒロインズもそれぞれに魅力があるあたりはさすがといったところ。あと、この物語でもエロスで覚醒は様式美ですかね(笑)まぁ(現状は)カンピ程ではなさそうだけど。征継のルーツはだいぶ小出しに明かされてたが、自分にはもう一つ絞り込めなかった。まだまだ序章な感じなので続きも期待。

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