ウィッチハント・カーテンコール 超歴史的殺人事件 (ダッシュエックス文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 79
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086310444

作品紹介・あらすじ

第1回集英社ライトノベル新人賞《優秀賞》受賞作!! 新米騎士ウェルナーと「魔女狩り女伯」ことルドヴィカが千年前の伝説を模倣した殺人事件の謎に挑む! 精妙にして峻烈なるファンタジーバトルミステリ!!

感想・レビュー・書評

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  • 連れカノ作者のデビュー作。異世界ファンタジーとミステリーが混じった感じの作品。
    ミステリー部分は、ちょっと無理矢理感も感じたが、異世界ファンタジーらしい非常に独特のモノで、結構良かった。
    エルシリアの行動には納得がいかない部分も合ったが、総じて良い作品であったと思う。

  • 歴史的名作!(になるのは1,000年後か)
     集英社の第1回ライトノベル新人賞受賞作。王座の間で炎に包まれ焼死した少女。奇しくも現場は、1000年前の伝承と酷似していた。
     ファンタジーという世界観は、決してミステリと相性が良いとは言えません。最大の肝は、非現実なルールのなかでいかにフェアに見せるか。本作はこれをクリアできてないかなと思います。剣と魔法の世界を舞台にしているので、その手の仕掛けが当然絡むわけですが、説明不足で大味気味です。また、アクションシーンは人間離れし過ぎですし、エルシリアの「超自然の特権」とやらも何なのかよく分かりませんでした。
     それでも、思ったよりミステリ要素に比重が置かれていたのは好感が持てました。スケールはそのままに、よりシャープに磨かれた次回作に期待します。

  • これ百合じゃん!じゃん!

  • 設定で事件を解決するはなしだからなんとも言へない顔になる。

  • ド派手な密室殺人のトリックは予想の範囲内で残念ですが、「ある人間が魔法を持っていたら他の人間はその魔法が使えない」という設定を上手く活かしていますし、伏線もしっかりと張られているのでなかなか良い出来だと思います。
    また、主軸はミステリーですが、バトルやラブコメ、青年の成長譚などを盛り込んで飽きさせないよう工夫している点も好印象。集英社ライトノベル新人賞受賞も頷ける完成度だと思います。

  • 魔法とミステリーが見事に同居。

    魔法が実在する世界だからこそ成り立つトリックだったが、謎解きの過程はちゃんとした探偵モノ。

    設定が複雑なので途中解釈が難しいところもあったが、登場人物も個性的で個人的にはとても楽しめた。

    回収されていない伏線?というか次に繋がりそうなネタが沢山あったので、是非とも次巻を出してほしい。

  • ・ミステリ

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著者プロフィール

京都府生まれ。集英社ライトノベル新人賞優秀賞を受賞し、2015年『ウィッチハント・カーテンコール 超歴史的殺人事件』(ダッシュエックス文庫)でデビュー。ほか、カクヨムWeb小説コンテストラブコメ部門大賞を受賞し刊行された『継母の連れ子が元カノだった』(角川スニーカー文庫)、『転生ごときで逃げられるとでも、兄さん?』(MF文庫J)などの著作がある。

「2021年 『僕が答える君の謎解き 2 その肩を抱く覚悟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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