異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵 (集英社オレンジ文庫)

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  • 集英社
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感想 : 102
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086800013

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ前作から続けて読みました。
    一つわかったこと。主人公千景に慣れました(笑)
    慣れるとまぁ、結構スイスイつっかかりもなく読めるもので、透磨との微妙な関係にも諦めをつけながらさらっと読めました。

    話の流れというか、キャラクター達への理解ができ始めたためか、作中に出てくる絵画や中世の画家への興味もより一層出てきまして、実際の絵画の画像を検索して見ながら読むなど、読了までに時間はかかりましたが楽しむことができました。

    キャラに慣れれば、良くも悪くも読みやすい作品です。

  • 2作目とは知らなかった。そのせいなのか話に引き込まれなかった。このシリーズはパス。

  • 異人館画廊の2冊目。
    今回も千景と透磨を中心に話は進んでいく。
    千景と透磨のキモチが、なんだか痛々しい。
    ミステリーでもあり、恋の話でもあり、
    ちょっとキュンとしてしまう1冊。

  • 今回は透磨の葛藤がいろいろわかり読んでいて面白かった。
    相変わらずじれじれしている二人だが今後どうなるのか楽しみです。

  • 荒野を進む女の後ろ姿。その背をずっと追いかけている。

    シリーズ2作目。前作が物語の根幹を握る図像術についての説明とするなら、今作は透磨が千景をどう思っているのかを含めた恋愛面が中心といった感覚。贋作の噂と呪われた絵、そして透磨の元カノからの依頼が、物語を加速化させていく。
    少し強引だし、ミステリーとして不十分だが、千景と透磨を見守りたい私としては、ただ守ったり慈しみたいだけじゃない透磨の感情が今後どうなるのか楽しみ。次回は2015年8月。次も絵画を検索しながら楽しみたい。

  • ミステリーというよりは恋愛の方が多分強い。
    絵画にまつわる謎(というよりは事件)の中で焦ったく発展していく2人の関係に注目してみてます。

  • 期待していたものと違って普通に小説。
    表紙から気になって手にした人間には辛い作品かもです。
    大人女性なミステリー。
    私はのれなかったので残念でした。

  • ちょっとだけ距離が近づいたかな?
    でもなかなか進展しないところが歯がゆいっ‼︎
    が、楽しい‼︎
    内容も良かった♡
    次巻早く出ないかなー‼︎

  • 2015/5/6(水曜日)

  • 絵画を題材にしたものは数あるけど、結構重たいものが多いのでこれはサクッと読めて楽しかったです。シリーズ2巻目と言うのに読み終わってから気づいたわたし。
    前作を予感させる部分はいくつかあったけれど、それを無視しても話の筋は通ってるのできにしませんでした。
    透磨くんの嫉妬が何とも可愛らしく感じます。早速1巻目を買いに行きます。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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