宝石商リチャード氏の謎鑑定 転生のタンザナイト (集英社オレンジ文庫)
- 集英社 (2018年1月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086801690
感想・レビュー・書評
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読了。シリーズ6作目。軽い感じで読み始めましたが、気づいたら6作目まで読んでいました。1.2巻は短編ライトミステリーの感じでしたが、3巻あたりから主人公達の過去が見え隠れし、主人公2人の友情を超えた信頼関係、人間性に惹かれ、先が気になり読み進んでしまいました。
今作は主人公の1人正義の過去が関係した話。これまではもう1人の主人公リチャードのベールに包まれた過去が少しずつ明らかになる感じでしたが、今回は正義の話。通勤電車で読んでいたので、先が気になり仕事が手につかない感じでした(笑) 前巻まで、リチャードが相手を思い頼ることをしなかったことを正義が嘆いていたのに対し、今作はその逆。お互い相手を思いやるが故、相手から遠ざかり1人で解決しようとして、結果、助けを求めることは大切なこと、助け合うのは必然。というメッセージが届けられたように思う。
2人の相手を尊重し合う関係は、読んでいて素晴らしいと感じる。取り敢えず第1部完結。たぶん続きも読むと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
正義がイケメンの設定だったと初めて知りました。
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シリーズ第6弾。第一部完結!
プロローグとエピローグの仕掛けは気に入りました。
リチャードと谷本さんの話もよかった。
谷本さんが帰った後に、しょげているリチャードも新鮮。
苦しかったのは、正義の父親の話だなぁ。
正義の危機に最初に気付いたのが、まさかの!でもグッジョブ!
苦しかった分、怒涛の展開に(´。`;)ホッとしました。
前作のシトリンの話と繋がってたんですね。
このシリーズの好きなところは、こんな風に相手を思いやり
深く信頼し合う関係なんですよね。
第二部は来月発売ですね。さてすぐ読むか?まとめて読むか・・・ -
にやけるようなストーリーじゃないはずなのににやけちゃったよ。本当は結構ハードなはずなのににやけちゃったよ。
私もそれじゃプロポーズじゃん、って突っ込みましたよ。
ってな感じでした
2018.10.14
120 -
リチャードに、別れを告げる日が来るなんて……正義に何がおきたのか?リチャード、プロポーズされてますけど(笑)。これ、言われる身になって!?(^^YOI並みの問題発言満載ですが、楽しかった。
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第1部完結!!!
ということで・・・まあ、あの、末永くお幸せに・・・?