魔女の魔法雑貨店 黒猫屋 猫が導く迷い客の一週間 (集英社オレンジ文庫)
- 集英社 (2018年4月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086801898
作品紹介・あらすじ
困りごとを抱えた人の前にふと現れる「魔女の魔法雑貨店 黒猫屋」。店主は魔女の弦巻淑子さん。店の看板から猫(ぼく)は今日も客と彼女が起こす小さな奇跡を見守っていて…? じんわり心温まる物語。
感想・レビュー・書評
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なかなか面白い。
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落ち込んだ時に読んだら少し勇気と元気を分けてもらえる本。あたたかくてほっこりしました。
曜日ごとに話が区切られ、それぞれの主人公視点の一人称で描かれるお話なので、主人公の考え方や悩みに感情移入しやすく、また共感しやすかったです。ハーブについて詳しく知りたくなりました。 -
日々のもやもや、困りごと、迷い客の目の前に現れる「魔女の魔法雑貨店 黒猫屋」。
魔女が相談に乗って、そっと背中を押してくれる。会ってみたい素敵な魔女。あたたかなお話。 -
色々な生活の知恵や豆知識を沢山学べる素敵な作品です(*^^*)
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駆け込み場所みたいな魔女のお店。
きっと、昔は町内に1件とかあったよなあとおもいつつ。
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あまり魔法という感じではなく、知識で色々教えてあげるという内容。
事件も些細な物だし、知識的にも珍しいものではないので、もう少し違う要素もあると良かったかなと思います。 -
2019.1.05読了
まず表紙の絵がきれい。
中身は本当にどこにでもいそうな人と、その日常をテーマに書かれている。職場の人間関係、人付き合い、恋愛、家族、人生、身近にあるテーマを取り上げ、魔女要素も取り入れながら紡ぐ物語。
心が安らぐ物語でした。 -
魔女モノとして手に取る
まず表紙イラストの魔女のお店具合がとても好みだった
こんな部屋に住みたい
話の内容としては、グレーヘアーのおばあちゃんが営む
魔女の店めいた雑貨屋を訪れる、
どこか満たされない心を持った来客の問題を
紐解いていく、という流れ
魔女とは何も驚くような魔法を使う人間のことを言うのではない
薬草や月の満ち欠けなど
自然や人のことを知り、うまく生活にいかしていく
賢い女、のことを指す
なんて、参考文献にあがっていた本を何冊か自分も読んでいたりして
馴染み深い解説があったりも
あくまでもその人のもつ潜在的ななにかを
そっと後押しする
そんな優しい魔法が満ちたお話だった
実際に自分もやってみたいな、と思う手仕事もあり
楽しめた