うちの中学二年の弟が (集英社オレンジ文庫)

著者 : 我鳥彩子

• 集英社 (2020年3月19日発売)

作品紹介・あらすじ

都下某所に広大な敷地を有する、私立鷺ノ院学園高等科一年生である鷺沼湖子は、同じ学校の中等科二年生の弟・六区に振り回される日々を送っている。
六区はそんじょそこらの女子よりもずっと可憐なうえに、その美貌を自覚的に武器にする、やることなすこと予測がつかない性格なのだ。
その日も、中等科の校舎を使って撮影されるという映画のエキストラに参加する六区に付き添うことになったのだが、現場ではヒロイン役の女優・緋田マドカが行方不明になっていた。
六区は突然マドカのマネージャーに「緋田マドカさんの居場所、知りたいですか?」などと話しかけてしまい?
常識的で良識派を自負する湖子の日常は、今日も奇想天外な弟の行動にかき乱されて……。

感想・レビュー・書評

[葉月たまのさんの感想 · 2020年5月30日]

作者さん買い！　彩子先生らしい物語だった！　もう、はちゃめちゃ！　でも、そこが大好き！　続きも出て欲しいな～♪。六区くんがもうかわいかった！　わたしもこんな弟、欲しかったな～！　湖子さんと六区くんのシスコンブラコンっぷりも良かった～♪。でも、湖子さんも六区くんも、このままだと恋人ができるのかは不安ではある！　ずっとこのままでいて欲しい気もするけどね～！　わたしの好み的には一番最初の話が一番面白かった！　でも、じゃぱねすくの話も良かったよ～！