ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人 6 (集英社オレンジ文庫)
- 集英社 (2022年6月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086804547
作品紹介・あらすじ
ある時、猫番館には一年半にわたって
保管している忘れ物があると知った紗良。
8月、かつて常連客だったひとりの老紳士が引き取りにやって来るが、
この忘れ物にはある事情があり……。
また、一組の若い夫婦がチェックインするが、
妻の絵里は俳優として活躍しており、次に演じるパン職人の役作りのため、
紗良の仕事ぶりを観察させてほしいと言う。
実は絵里は、今はもうない「和久井ベーカリー」を知る人物で…?
夏を迎えた猫番館に、4組のご夫婦・カップルがご来館。
思い出のつまったサマープディング、
プロポーズを後押しするベーコンエピ、
長く連れ添う夫婦を祝福するオーダーケーキ、などなど。
それぞれの夫婦の温かなひと時を、猫番館スタッフがお手伝い。
感想・レビュー・書評
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シリーズ6作目。今回は夫婦やカップルの思い出の品やプロポーズなどを猫番館スタッフがお手伝い。この回で一気に紗良と要の距離も一気に縮まるかと期待したものの…なかなかこちらの思うようには話が進みません(笑)
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某小料理屋の人たちが出てくるとにまにましてしまうw
支配人含めなにか芯というかポリシーとがある人はかっこいいと思う
あと猫ちゃん視点もすき -
シリーズ6作目。
紗良と要の関係にそこまで進展がなく残念ですが、
お話自体はいつものように心安らぐ柔らかなお話でした。大好きなシリーズ。
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23.02.05読了
おじいちゃんの話はうるうるしたなぁ。
相変わらず美味しそうな料理だし、あったかいし。読んでいてほのぼのする。温かいホテルなんだけど、その裏にはプロのおもてなしがあって。互いを満足し合えるだけのことができているから、そんなホテルになっているんだろうなと。
プロって誇りだなぁ。
徐々に近づきつつある2人にも注目。 -
紗良は完全に要への想いを自覚して距離を縮めたいと思っているものの、要の恋愛に対する気持ちがあまりに慎重でもどかしい。
そして、要も紗良を憎からず思っているのに、セーブ掛けてるのがじれったいです。
ゆきうさぎシリーズの碧達もゲスト出演で嬉し
かったです。 -
このシリーズが大好きでいつも楽しく読ませて頂いてます。
特に、『在りし日のマリアージュ』のお話が好きだなと思いました。
そして、最後の紗良さんの一言でもう続きが読みたくて読みたくて…!
楽しみにいています!! -
パン職人の紗良の作るパンが毎回美味しそうで、読み終わったらついパン屋に行ってしまいます。
コンシェルジュの要とも、少しずつ距離が近くなってきて、今後も楽しみです。
作者の前作シリーズ、ゆきうさぎのお品書きの方達もチラッと登場して嬉しかったなぁ。 -
今回は夫婦にまつわる話ばかりでした。
支配人のような夫婦に私はあこがれちゃうな〜。
紗良と要も初デートに行き、いい感じになってきたかな!? -
猫番館の支配人は30年の結婚記念日に一輪の薔薇を持って帰る、夫婦だけの生活平穏無事に暮らせるならじゅぶんだ、人は其れがいかに贅沢な事なのか忘れてしまう、こんなホテルが有ると有り難いし行って見たい、要と紗良は近くに居て遠い色々な人との出会い、最高のおもてなしこのホテルは見て居る。