若旦那さんの「をかし」な甘味手帖 北鎌倉ことりや茶話 (集英社オレンジ文庫)
- 集英社 (2023年12月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086805346
感想・レビュー・書評
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近頃、和のものに興味があるのか無意識にそちらに傾いている気がする。
抹茶の次は鎌倉にある「甘味処」が舞台の作品です。
桜餅
抹茶パフェ
クリームあんみつ
白玉ぜんざい
どれも美味しそうでした。
続きが出版されると嬉しいな~。
また気軽に「和」を楽しみたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小湊さんの新シリーズです。「ゆきうさぎ〜」は和食、「ホテルクラシカル〜」はパンで今回は和菓子です。今までのシリーズに出てくる人達の存在がちょこっと感じられたり、相変わらず食の描写が上手くて、出て来たメニューや和菓子が食べたくなりました。
桜餅には2種類あるんですね。私はずっと関西なので関西風の道明寺しか馴染みはありませんが、関東風の長命寺も食べてみたいなぁ。
和菓子のイラストも、めちゃ可愛いです。
第二作目も出るといいなぁ。 -
「ゆきうさぎ」シリーズの小湊悠貴さんの作品。
「お菓子」が主役の話は初めて読みましたが、やっぱり食べ物の描写がとても好き!
美味しい想像が膨らみます。
主役はお菓子ですが、主人公の都さんは日々のご飯を作る人なのでもちろんお料理もたくさん出てきて、やっぱり美味しそう。
美味しいものを作って食べることに真面目な都さんと和菓子に向き合う一成くんの食に対する姿勢はとても似ていると感じました。
この後の展開をもう少し読んでみたいです。
続きがあるといいな。 -
家事代行サービス会社で働く秋月都は、北鎌倉の
お屋敷に派遣された。そこに住むのは、若き
和菓子職人・羽島一成。日々鍛えた料理の腕で
定期契約プランを勝ち取った都は、甘味処ことりや
茶房の再オープンにも関わることになり? -
新しいシリーズが始まりました。
どの本も読後感は品がいい。
楽しみです。
でも猫番館の続きなもまだ読みたいな。 -
とにかく出て来る料理や甘味が美味しそうでお腹が空きました。
アジフライ、私も食べたいです。
どのお話も良かったですし、読み終わった後「良かったねぇ、都ちゃん」って思えました。
あと、個人的には変に恋愛が絡んで来なかったのも好印象でした。
一つだけ欲を言えば、もう少し料理や甘味の描写があって欲しかったかなと思います。 -
なんだろう、嫌いじゃないんだけど、なんか1話1話、それぞれに余韻がない感じがする。スイーツが出るまではお話が結構あるけど、スイーツが出てきて食べたらすぐにお話が終わっちゃうから?あと、甘味処なのに、甘みが足りません(笑)次回はもうちょっと甘みも出してほしい。
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家事代行サービス会社に勤める都が派遣先で出会った和菓子職人と送る一年間の物語。和菓子嫌いからの払拭、甘味処の再オープン、新たな仲間。
過去や現在を乗り越え、前へ進むために背中の後押しをしてくれる、そんな一冊。四季折々の情景を感じられ、読了感も穏やか。
【次に読みたい】
・和菓子のアン/坂木司
・満月珈琲店の星詠み/望月麻衣 -
これもシリーズか?