PSYREN-サイレン another call -小説版 2 未来は君の手の中に (JUMP j BOOKS)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 101
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087032390

作品紹介・あらすじ

十年後の世界。全ての戦いは終わり、穏やかな未来が訪れた世界。…ある者は声無き人々を救うために旅立ち、ある者は己の理想郷をつくり上げるべく立ち上がった。ある者は居るべき場所へ帰り、再び戦場へと向かった者もいた。物語の終わったその先、彼らの辿った軌跡を、明らかにしよう…。『PSYREN‐サイレン‐』のその後の世界を描く、小説版第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • PSYREN好きなので購入♪

  • 帯に書いてある「物語は小説で完結する」の言葉通り、マンガの正統派スピンオフ小説で、絵が目の前に浮かんでくる出来でした。単独で読むのはお薦めできないけどね。

  • マンガで描いて欲しかったなあ。
    でもこうであってほしいなというエピローグでよかった

  • 買って良かった!と思える10年後本編補完話。
    07号もちゃんと幸せになれたみたいで良かった!

  •  文章ガッチガチですが、内容は面白かったです。本編の色んな小ネタを綺麗に使ってました。タイトルコールは見たかったので素直に嬉しいです。欲を言えば漫画で見たかったですけどね!
     祭先生の三角関係補完とかマリー補完とか飛龍補完とか有り難かったけど、タツオはちょっと落ち着け。その先にはBL展開しかない!
     アビスさんは統合する気ゼロのようで、がんばれアゲハ。雨宮さん一筋なのにハーレムエンドとはこれ如何に。子どもは性格真反対の双子フラグですね!
     出番なしで終わっちゃった刑事さん再登場は嬉しかったんですが、死亡したはずの人間が生還、って最初に死んだアゲハにお母さんを頼んだ青年とかも帰ってきたんですかー!? あ、でも天樹院の旦那さんは帰ってないっぽいな。アゲハたちの運命に大きく関わったからか、それとも向こうで死んだ人は帰ってきたけれど、ルールを破った人は死亡したままなんだろうか。
     弥勒の末路は、是非射場さんに見せてあげたかったなあ。作者さんの前作「みえるひと」をより納得できる形にしたって感じでよかったです。こっちでは本編で没になった仲良し家族になるのかな。
     ウロボロスはよくよく考えたら「あれ? 現代だと……」となったので、補完されてスッキリ。憑巫さんは洗脳されてたみたいだけど、うーん、サイ能力の素養があって波長の合った人が選ばれた、ってことなのかな。自分から望んでウロボロスの手先になったと思ってたので意外。
     7号さん良かったね、良かったね……! ネメシスQの正体が確率改変能力という説は納得。危うい面以外での弥勒とアゲハの似てる箇所がようやく拝めて良かった良かった。

  • 原作のその後が読めて満足の一冊。
    原作で未回収だった伏線とかも回収してるので原作ファンなら読んで損はないかと。

  • PSYREN完結本。個人的にはやや物足りない完結。

    世界崩壊を免れてからの10年後がメインだが、割とメインメンバーは端折って、ワイズ側やエルモアウッド、あんまり出番なかったキャラが主に登場。

    雨宮とアビスの話は正直、前巻と内容かぶってるしなぁ。

    ワイズや子供たちの性格が妙に明るい、というかギャグっぽく書かれてたけど、世界崩壊を迎えずに過ごした10年はやはり違うということか。

    一番救われてなかったのはミスラ(の依代)…。

    一番恵まれてるのはジュナス?世界が崩壊しようがしまいが、絶対にカプリコと生存。うんめぇ〜だけはある。

    崩壊から再生に向けたサイレン世界のその後を読みたかったな…。



    やっぱりもうちょっと連載続けて欲しかった〜。

  • サクッと読めるし、本編で描かれなかった設定・物語が語られている意味ではファン垂涎もの。
    特に武智さんとカブト、ミスラの話にはやはり引き込まれる。この「やるせなさ」あっての岩代ワールドだと思える。

    が、いかんせん書き手のスキルが…。小説としては正直いただけない。
    岩代作品は第三者の視点でも主人公の視点でもなく、群像劇としてある時にこそ真価を発揮するのであって、もっとうまい魅せ方はある気がする。

  • 初版/2011.3.4 購入/2011.3.5 読了

  • 全体的に伏線回収本。
    あーよかったあー。ほんとよかった! ちょっと欲を言うなら、10年後のドリフト組がもうちょっと大人だったらよかったかなとか……でもその辺り、あんまり変えすぎると今度は誰が誰かってなるからむずかしいのかな。
    アゲハが「桜子」って読んでて、雨宮さんが「アゲハ」って読んでるのがなんかこうね! たまんないね!(笑)
    しかしアゲハは多感な時期に好きな子と海外でふたりきりとか野獣が暴走したりしなかったんだろうか……。
    (やることがあるから、そっち優先って感じだろうけど)

    雨宮さんサンドはなんかアゲハ大変そうだなー(笑)

    ミスラになる前の女の子の話、は、切なかったです。そうかー、主がサイレン世界に連れてって、そして行った先で死んだ彼らはもう「ありえない」世界で死んだから、その死んだって事実自体が消されちゃったけど、ミスラが来る前には戻れないわけだから、ただ純粋に最初の被害者なんだろうなあ。
    厳密に言うと、アレが弥勒に接触した方が先なんだろうけど。
    せつない。

    切ないといえば、最後のW.I.S.Eメインの話も切なかった。なんかちょっと涙腺に来たなあ、しあわせだからこそかもしれないけど。
    ていうかジュナスwww甘すぎwwwびっくりした。理子の好きなお子様ランチを食べに行こう、ってなに! いつもつれてったげてるの!
    というか絵本読んであげてるとか、なに!!(笑)え? でもこの現代での話はサイレン世界にもつながってるから、サイレン世界のカプリコ(小)にも同じことしてあげてたの……? まじかYO!
    極めつけは現代10年後での理子の告白と、全力でうろたえるジュナスの図でした。おwwまww 正直笑いしかでなかった。
    え? ジュナスって2008年時点でハタチ前後? だよね?
    なにそれはんざいです? もう子供や孫に囲まれて穏やかにしね!

    武智刑事も、まさか掘り下げ(というか回収)がくると思ってなかったので非常に興味深かったです。きっと5回目のドリフト帰還後に関わってくるはずだったのかなーとかちょっと思っちゃう。
    一般の目から見た、アゲハたちとタイムパラドックスの解説っての用だったのかなあ。漫画で見たかったなー……。

    兎に角、色々詰まりまくってて素敵なノベライズでした。終わっちゃったんだなあ、とも思ったけど、この補完があっただけまだまだ恵まれてる方だよねきっと。

    最終巻はげつようびげっとよていなのでなまごろしですこなくそ。
    小説と同じ流通使ってくれればいいじゃないのっていつもおもう……。

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著者プロフィール

2008年、集英社にてデビュー。これまでの刊行作に『よろず屋退魔士の返済計画』(オーバーラップ文庫)、『戦うパン屋と機械じかけの看板娘』(HJ文庫)など。『PSYREN -サイレン-』『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(ともに集英社)。『ブレイブリーデフォルト プレイングブレージュ』(スクウェア・エニックス)等のノベライズも手がける。

「2016年 『プラアクト斬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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