- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087203585
感想・レビュー・書評
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オランダに行きたい。
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夏前に豊田の美術館にフェルメールの「地理学者」が来ているというので家族で見に行った。フェルメールはその1点だけで、他はオランダ絵画が多く、ちょっとがっかりしながらも、帰ってきてからフェルメールに関する本を2冊買った。1冊はフェルメールの専門家で、多くの著書を著している小林頼子さんの『フェルメール』、そしてもうひとつが本書である。ぼくは前から気になっていた朽木さんの本から読み始めた。小林さんの本は専門的な立場からフェルメールの生涯、時代やフェルメールの絵画の発展が中心になっていて、意外に読みにくいのではと思ったからである。本書は、全点踏破と銘打っているだけに、世界をわたり歩いたなという好奇心にこちらも揺り動かされたからだ。小林さんの本が静だとしたら、本書は動なのである。実は朽木さんは『盗まれたフェルメール』などの本を書いている、ニューヨーク在住のジャーナリストで、フェルメールに関しては素人ではない。文章は読みやすいし、得意な英語を駆使し各地の美術館で直接聞いたフェルメール絵画の解釈を本書の端々で紹介する。朽木さんの考えも時に織り込まれている。ところで、本書は全点踏破とはいうものの、数点が抜けている。それは、フェルメールの絵は、しばしば他の美術館に貸し出しされるからである。行ってみるとなかったということが少なくないのである。だから、全点踏破というタイトルはおかしいのだが、責めるわけにもいかないだろう。本書は朽木さんの躍動感あふれる文章によって、2年ですでに12刷である。たいしたものだ。
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立ち読み:2011/5/14
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フェルメールの青が好きなので写真と絵を眺めるのによいです。
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仕事で疲れているときはこういう本読んで癒されます。
全点踏破の旅してみたいねぇ。
旅先で訪れる美術館って好きだなぁ。
考えたら旅行行くときって大体美術館に行っている。
フェルメールの絵はアムステルダムで3枚見たのかな。
結構あっさりした扱いだったのでびっくりしました。
展示としてはレンブラントの夜警が物々しかったです。 -
ビジュアル新書なので、小さいながらも全作品カラーで載っており楽しめた。印刷物と実際の絵画との違いを知り、本物を見たいという気持ちが高まった。旅行記としては面白くなかったが絵の背景が詳しく記載されており知識が増えた。
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フェルメールが好きなわけじゃなかったけど、ちょうどテレビも取り上げられたりとか、美術館で観る機会があって読んだ本。
絵がとってもきれい。 -
図書館本。
専門家じゃなくてジャーナリストが書いてるとこがよかった。
これはいつか新書買ってもいいなぁ。