誰が「知」を独占するのか ―デジタルアーカイブ戦争 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087207569

作品紹介・あらすじ

情報のデジタル化に伴い、グーグルやアマゾンなど米国発の企業に世界の情報インフラは掌握されつつある。世界中を巻き込んだ「知の覇権戦争」の最新事情と、日本独自のアーカイブ整備の必要性を説く。

感想・レビュー・書評

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  • 感想
    知識の大衆化。特権階級に独占されていた時代は終わりを告げた。誰もが知識に触れられるがそれは表層的なもの。知識の独占は分権的体制に反する。

  • 仕事上、読めと言われたから読んだ

    インフラの一元化が、情報機会の均質化でなくて、多様性に繋がるには、どうすればいいか、というのは大事な問いですが、求められたのはそこではない

  • 【由来】
    ・図書館の新書アラート

    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】
    ・グーグルなど米国発の企業が世界中の情報インフラを掌握しつつある近年、アーカイブのデジタル化に伴い、「情報資産」をめぐる覇権争いが激化している。その最新事情と日本独自の「知のインフラ」構築の必要性を説く。

    【目次】

  • デジタルアーカイブをめぐる世界の情勢と、日本がとるべき具体的提言が説明されている。デジタルアーカイブ・アーカイブを学ぶ上でまず読みたい1冊。

  • 購入。著作権についてのお話。

  • 007.5 / デジタルアーカイブ /

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784087207569

  • ちょっと作者の思い込みと言うか、押し付け感のようなものがあるが、他であまり知る機会のない、権利処理の実際を知ることができたので、プラマイゼロで。

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著者プロフィール

弁護士・ニューヨーク州弁護士。1991年東京大学法学部卒業。1993年弁護士登録(第二東京弁護士会)。骨董通り法律事務所代表パートナー、日本大学芸術学部客員教授、国会図書館審議会・文化庁などの委員、「本の未来基金」理事、think C世話人、東京芸術大学兼任講師などを務める。著書に『18歳の著作権入門』(ちくまプリマー新書)、『著作権とは何か』『著作権の世紀』(集英社新書)など多数。
http://www.kottolaw.com/
Twitter: @fukuikensaku

「2016年 『インディーズの護身術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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