- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087208986
作品紹介・あらすじ
本書では、私たちの日々の疲労のいちばんの原因である〈仕事〉にテーマを特化。努力や苦痛を伴わずに、脳を休息させながら、楽に仕事のパフォーマンスを上げる方法を徹底解説する。
感想・レビュー・書評
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脳が疲れている➡ストレス➡ネガティブ思考
身体が疲れていると思考が低下して発する言葉もネガティブになりがち……。
睡眠を十分にとって、前向きに物事を考えれるようになれば脳も活性できるかなぁ~。
この本を読んで
少し心が軽くなった✨
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2023年8月6日、図書館レンタル
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シリーズ三冊全て読んで、ようやく副交感神経に作用する「ゆらぎ」がどういうものなのかが、分かった気がする。反復して聞く、読むという事は大事だ。本作は仕事編という事で、会社生活に有益な情報が主に取り扱われる。
職場では、狭い空間で大勢の人々と接しながら仕事をし、移動でも、見知らぬ人と常に接触しなければいけない。満員電車やオフィスにおいては、常に交感神経が興奮し続けている。疲労の原因だ。一人になることが重要。また、目を閉じて視覚情報を遮断すれば、脳に入ってくる情報の90%は遮断できるので、脳の情報処理における負担が激減され、脳疲労から回復させる作用がある。立っているだけでも交感神経に負荷がかかるため、一人、座って目を閉じる。何か不安になるが、とにかくそれが最適らしい。
一方、活発なコミニケーションは脳疲労を招くが、反面、コミュニケーションが少なすぎると脳は衰える一方。諸刃の剣。他者とのつながりが減り、コミュニケーションの量が減ると認知機能が低下することがわかっている。適度な疲労は必要という事だ。結論、脳は使いながらも、適切に休ませる。休ませるには、寝る事、目を閉じる事、一人になる事、ゆらぎを得る事が重要。 -
〜俺的まとめ〜
体の疲れも心の疲れも全部全部脳(自律神経)の疲れ。
→「ア〜、仕事疲れたから飲み行ってパーっとするぜえ!」疲労が増すだけなので間違い
「ハ〜、なんかデスクワークで疲れちゃったな。ジムに行って気分転換しよう!!」同じく大間違い
うつ状態・寝れん
体の不調・疲労感
集中できん・飽き
仕事量サゲみ
※これらは脳からの重要なSOS!
↑アリ
脳疲労
↓ナシ
仕事でき子ちゃん
体調良いみちゃん
マジ幸ギャル
脳疲労ナシみになるためには
・とにかく寝る。諦める。
・無理をしない。とにかく休め。
・疲れを毎日モニタリング→自分の疲れ度(パフォーマンスと反比例)に合った本日の活動
・昼休みに20分仮眠すると良い(情報が入りすぎると脳が疲れるから)→難しければ1分目をつむる(人間は目から90%の情報を取り入れているから)
※そもそも1日ずっと集中して仕事するなんて脳科学には無理らしい
・とにかく寝ろ。休め。
(うつ病の治療薬に含まれているセロトニンは、寝ている間に分泌される) -
『ホンマでっか!?TV』でおなじみの梶本修身の本の第三弾。
今回は仕事編ということだが、特に仕事と関係なく、自律神経を整えることが疲労を感じないことに繋がることを学んだ。 -
自分は30歳代半ばですが、明らかに20代と比べて疲れやすくなっています。
その理由の一つが、本書を読んで、氷解しました。
「自律神経も筋肉と同じように発揮できるパワーの上限は決まっている。
そして、年齢と共に低下していく」
残酷なことです。
自律神経のパワーは、年齢と共に落ちていく。。。
上がることはなく、下がり方を小さくすることはできる。。。
自律神経のパワーは、20代の比べてれば30代は2割ほど落ちます。
40代になれば半分ほどになり、50代になれば40%ほどになります。
これは、筋肉の落ち方よりも高い。
こういう数字を見るだけでも、客観的に、
今の疲れがわかります(ちょっと気が楽になりました)。
つまり、20代と同じ疲れなら、
30代では1.26倍(約30%増し)→10代比較で1.55倍
40代では1.87倍(約90%増し)→ 2.3倍
50代では2.6倍(約270%増し)→ 3.2倍
ということになります。
通りで、以前よりも疲れるわけです。
自律神経のパワーが年齢と共に落ちるからです。
つまり、カラダのあらゆる器官の能力が年齢と共に落ちるわけです。
客観的な数字で把握すると、かなり納得できました。
30代の自分なら、何かやっても、
20代の1.3倍疲れやすい。
ということは、
①やることを、以前よりも少なくする(重要なことを優先してやる)。
②それか知恵と知識を使い効率化をはかり7割ぐらいの力で、できるようにする。
この方法が、合理的な妥当策かなと、、、(とは、言っても、そうは言ってられませんが、、、)
一番いけないのは、無理をすることでしょう。
疲れは、個人のやる気、云々で、どうすることもできません。
自律神経というのは、カラダの全てのシステムをつかさどる総体です。
10代にも、20代にも、もう絶対戻ることはできません。
疲労基準を、過去に戻すことはできません。
出来ることは、2点です。
①脳に負担をかけ過ぎない
②休む
これ、今の、日本社会で本当に可能でしょうか?
頑張ることを当たり前で、成果を出すのが、
必須の社会になっていますが、その代償は、確実に脳疲労です。
つまり、自律神経の活動量の限界を超えて、フルに頑張っている状態が、
恒常化しています。
すみません、脳疲労が半端ないので、
しばらく休みますと言えば、みんな、脳疲労だから、
我慢しろ、で終わりです。
というか、言った時点で終了でしょう。
現実的には、仕事の効率化は、
徹底的に考えて、実行することが得策でしょうけど、
それには、周囲とのコンセンサスが必須になると思います。
また、組織のトップが、率先して、脳疲労を軽減する各種対策を、
構じる必要があるでしょう。 -
【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
・どっちかと言うと2の方がよかったけど、gtdとの連関が感じられたのはこっち。
【目次】
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仕事っちゅうのは麻薬みたいなもんだからなあ。少々疲れても、筋肉が疲れているわけではないからあまり休もうという気にならないんだよね。
「疲労度30%のときは、疲労度0%のときと同じように仕事するのはダメよ」
みたいな話はなるほどと膝を打った。もっとさぼらねば。