- Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087210682
作品紹介・あらすじ
その時代を動かしてきた原理(システム)で理解する歴史新書の完結編。
日中戦争から現在までを網羅。
平成史も細部まで触れており、同時代史としても価値ある内容に。
高校の新必修科目「歴史総合」対応。
感想・レビュー・書評
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東2法経図・6F開架:210.6A/N52k/2/K
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^_^有り S210/ナ/18 棚:13
途中まで、もう一度借りる -
<目次>
第3部 恐慌と戦争
第2章 日中戦争と米英との開戦
第3章 敗戦と占領
第4部 現代社会の形成と展開
第1章 サンフランシスコ体制
第2章 経済大国と「六八年」の運動
第3章 1980年代の日本
第5部 <いま>の光景
おわりに
<内容>
一人で近現代史をまとめた本の後編。通史として、通常と違う切れ目(サンフランシスコ講和条約まで戦争中、とか)に示唆を受けた。思想的な部分とか、庶民の考えや行動まで目配りをしているので、いろいろと勉強になった。 -
777冊目
戦争から現在(東日本大震災)まで。
戦争によって、今の日本とアジアとの関係が定まったという印象があります。戦時中は戦争のために国民を総動員して、戦後は経済に国民を総動員して経済大国にかけ上がる。また、自由主義連合の一員としてアメリカとの関係構築。特に沖縄の基地問題への対象など、戦後を詳細に見ることで知るきっかけになりました。
ふたつの大震災は、世代的にも特に生々しく思うところがありました。ifはないですが、原発事故がなかったら、今より生きやすい世の中だったような気もします。
多くの先人たちの努力、良い悪いも含めて見ると、日本の歴史も1日にしてならずですね。