幼なじみ お江戸縁切り帖 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.57
  • (5)
  • (5)
  • (8)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 78
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087442915

作品紹介・あらすじ

別れは新しい一歩を踏み出すために大切な区切りなのだ。縁切り状の代筆をしながら人情に心をふるわせるあたたかな時代小説第2弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 絵師とその弟子の別れを描く『カラス』

    嫁が姑にだす縁切り状『簪』

    ブラックな口入屋との縁を切る『はちまき』

    自分だけを見てほしいと願う友人との縁を切る『剃刀』

    家庭を持ってしまった人へ恋心を抱いてしまったため、その人物へだす縁切り『かまぼこ板』

    どれも面白かったです♪

  •  泉ゆたか「幼なじみ」、お江戸縁切り帖シリーズ№2、2021.8発行。解説は花村萬月さんです。著者はペンネームから男性作家と思っていましたが、解説を読んで女性作家であることがわかりました。第2巻の内容は: カラス、かんざし、はちまき、剃刀、かまぼこ板 の連作5話です。長屋の住民が増えてきてます。熊蔵、藤吉。そして熊蔵がお糸に惚れていますw。

  • 縁切り屋·糸の2作目
    幼なじみの藤吉や糸に思いを寄せる熊蔵登場
    縁が切れたりできたり賑やか

  • 人々は誰かのために奮闘することで、己を引き摺り込もうとする闇から全力で逃げるのだ。

  • 「縁切り屋 お糸」の続編

    縁切りが板についてきた、不思議な霊視力を持つ主人公の代書屋「糸」、助手として貫禄を増したお隣さん「奈々」、そして長屋の皆と絶妙なコンビネーションで悩む人たちの手助けをする、時代小説 連作短編集

    左隣イネさんの名言に教えられ、支えられること数多

    深刻な相談から、糸のほのぼの恋ごころまで描かれ、今後の展開も楽しみです

    泉さんの作品は、木の葉の一枚一枚や道端の石まで、すみずみ瑞々しさが際立っています

    解説にも圧倒されました



    P185
    骨身を惜しんで身体を動かす
    骨身を惜しまず身体を動かす?
    勉強不足で申し訳ありません

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

小説家

「2023年 『幽霊長屋、お貸しします(一)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

泉ゆたかの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×