- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087443516
感想・レビュー・書評
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うーん…。
宮田と奥沢の二人があまりにも大人なのか、周りの同級生たちが幼すぎるのか、周囲を含めたやりとりには読んでいて少しイライラしてしまった…
馨の印象が大分変わったので、彼女視点の話も読んでみたかったな
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一見幸せそうに見える人にも悩みがあるってあたりまえの事なの忘れがちだよね。皆それぞれ何かに苦しめられて生きている。
登場人物達の抱えている苦しみは何も解決されていないけどその方がリアルなのかもしれない。でもやっぱり小説の中でぐらい幸せになって欲しいから続編希望。 -
2人の17歳以降の話が見たくなってしまった。心のもやもやが解決しているように思えて、まだまだ解決してないと思う。続けほしい!!!
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最後が少し失速気味に感じたけれど、北海道の女子寮付き女子校の青春物語として面白かった。
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『絶対大丈夫。人が思うよりもずっと、この世界で奇跡は起きるから。』 -
読んでいて凄く苦しくなる作品でした。
それは決して悪い意味ではなく、目を向けなければならないという意味で、そうなるほどに感情移入させられます。
叶ちゃんも、佳乃ちゃんも、みなみちゃんも、みんなそれぞれ何かを抱えている。
抱えている苦しみに大小なんかなくて、その人はその人なりに戦っているのだと感じさせられました。
最後の終わり方も良かったです。別に全てが解決する訳では無いし、叶ちゃんと佳乃ちゃんが仲良くなる訳でもない。
それでも、お互い抱えていることがあるのだと分かっただけで凄く大きな進歩に感じました。