あとは泣くだけ (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.21
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本棚登録 : 290
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087452327

作品紹介・あらすじ

好きだった。あの人はもう隣にいないけれど、わたしの手もとには、あの人からもらった物が残っている──。注目の女性作家が「贈り物」をテーマに描く、せつなく共感を誘う7つの物語。(解説/瀧井朝世)

感想・レビュー・書評

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  • 終わった恋だからこそ、美しく見えるのかもしれない。

  • 恋愛小説の短編集。
    「あの頃の天使」が好きかなぁ。

  • 凄く読みやすい文章でした。かといって読み飛ばす様な感じでもない。
    タイトル通り、既に取り戻す事の出来ない関係を描いているお話なので、強引な行動に出る人物は出てこない。まぁ、普通の人の普通の恋愛なんだけど。
    お気に入りは、「呪文みたいな」。

  • 加藤さんの文章はスラスラと入って行ける。でも、今まで読んだ作品の中で一番感動はなかったかも…。
    それでも、やはり若い感情の描写が上手くて、グッと来る言葉や情景もあった。あーこんな感情があったなと。
    そんな日常の一節を切り取った作品。他の作品をまた読み返したくなった。

  • 読みやすい。テーマは身近にあると思われるもので重い。
    この後どうやって生きていくんだろう。どんな風に抱えて、何を考えながら生きていくんだろう。と、どの章でも思った。

  • って・・・泣けないよ?

  • 加藤さんの小説を遡って読んでいますが、
    どの作品も、言葉選びも話の展開も巧みで面白く、
    この作家さんに出会えてよかったです。

    恋愛小説はあんまり、なんて思っていてほんとうに損しました。

    一人称で淡々と話を進めつつ、
    そこに挟まれるジャストな感情表現と会話の妙で、
    登場人物の気持ちと状況が手に取るように伝わってきます。

    恋愛が少しうまくいかなくなった人たちが、
    もがくあまりに少しずつ日常よりずれて
    (いわばちょっとだけ狂気じみて)ゆくさまを描くのも加藤さんは素晴らしく上手いと思うのですが、この本はそのあたりが多く楽しめますよー。

  • 帯評とイラストに惹かれて購入。

    現実味があるようでないような。
    短編集やからしょうがないけど
    え?そこで終わるの?っていう
    もやもや感が否めない。
    あとは泣くだけって言われたら
    そうかもしれんけど、
    グッと訴えてくるものは特に無し。

  • 今年の夏フェスだから積読されてそんなに経ってないはず。恋の小説のようでそうではない。どれも切なく物悲しい。自分の心とリンクしやすい感じがする。だから読むときは幸せならまた違った感想が出てくるはず。

  • 終わってしまったどうしようもないことをふと思い出すことってあるよなあ、と自分の体験を思い出すような内容。
    あの頃に戻ってやり直したいことがたくさんあるけれど、過去の思い出のひとつとして考えられるようになったらいいなあ

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著者プロフィール

1983年、旭川市生まれ。2001年、歌集『ハッピーアイスクリーム』で、高校生の時にデビュー。現在、小説・短歌・漫画原作ほか、幅広い分野で活躍。著書に『ハニー ビター ハニー』『あかねさす』など。

「2019年 『ラジオラジオラジオ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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