- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087453379
作品紹介・あらすじ
週刊誌のライターが殺害された。犯人は何者か。報道番組記者・布施と特命捜査係刑事・黒田の異色コンビが暴力団と政治家の黒い関係を追う! 大人気“スクープ"シリーズ第3弾!(解説/東えりか)
感想・レビュー・書評
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面白かった
「スクープ」シリーズ第三弾
布施のひょうひょうとした行動から、スクープ&事件解決という鉄板のストーリ(笑)
今回は、週刊誌記者が何者かに殺されます。
たまたま近くで飲んでいた不正が事件直後の撮影に成功し、翌日のニュースで映像が流されます。
一方、刑事の黒田は、谷口とともに暴力団の組員が殺害された事件の継続捜査を行っています。
この二つの事件は?
大物政治家のネガティブキャンペーン、地方ヤクザと政治家との絡み
といろいろある中で明らかになる事件の真相
という展開です。
今回も布施は危険な領域まで踏み込んでいますが、それがまたうまく収まっている感じ(笑)
そして、布施のジャーナリズムに対するコメントがまたよい。
「俺たちが、政党や政治について批判するのは傲慢です」
…
「偏った報道によって世の中が特定の方向に傾いていくのが気持ち悪いだけです」
「誰がそれを判断するのです?」と問われて
「俺ですよ」
「そして、あなたです。鳩村デスクも、あそこにいるスタッフも、それぞれに判断するんです」
これまた良かったです。
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布施さん、いささか出来過ぎじゃないの?と思うけど、これがこのシリーズの面白い所なので良しとします。
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布施シリーズ。サクッと読めて、面白い。
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布施記者がいいね。ストーリーとしてはわかりやすい素直なもので物足りない感もするけれどドンドンと読み進めることができ堪能できた
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布施の底知れなさと人たらしぶりが、今作でも炸裂している。
事件抜きに、布施に密着してみたいものである。 -
今回はかなりややこしい展開でした。
最後まで犯人がわかりません。
政治と暴力団!怖すぎますね。
布施さんはいつもどうりですが、黒田さんがかなりかっこよかった♪~(´ε` )
次も期待です!
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今野敏のスクープシリーズ第三弾。
新幹線での移動時に、ちょうどいい読み物。
中身よりも、解説に、今野敏が音楽ディレクターとして働いていた過去を持ち、さらに「TM NETWORK」の前身「SPEEDWAY」を手掛けていたことが記されており、そっちのほうが印象に残った。 -
「スクープ」シリーズ第3弾。読み易くどんどんいける。飄々としている布施の姿が心地よい。
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週刊誌の記者が何者かに殺された。偶然その場に居合わせた報道番組「ニュースイレブン」記者の布施は事件直後の現場撮影に成功、翌日のニュースで映像が流される。一方、継続捜査を受け持つ捜査一課の黒田はある暴力団の組員が殺害された事件を追う中で、記者殺害との奇妙な符合に気付く。しかし、二つの事件を繋ぐカギは踏み込んではならない聖域だったー。