- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087455472
作品紹介・あらすじ
東日本大震災の被災地救援で、大きく注目された「トモダチ作戦」。当時米軍海兵隊であった立案者が語る知られざる作戦全容と、被災地と海兵隊の間に今なお残る“絆"の物語を描く記念碑的ノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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ロバート・D・エルドリッヂ『トモダチ作戦 気仙沼大島と米軍海兵隊の奇跡の“絆" 』集英社文庫。半年程前にネットで刊行予定を目にしたのだが、なかなか刊行されずにやきもきしたが、ついに待望の刊行。文庫書き下ろし。
『OPERATION TOMODACHI 友 Don't give up! がんばろう日本』
未曾有の大災害となった東日本大震災。本書に描かれる気仙沼市の大島は炎と瓦礫の漂う海に囲まれ、まさに孤立状態となった。そんな大島にいち速く救いの手を差し伸べたのは、米軍海兵隊であった…国家や政治の壁を超えた米軍海兵隊による支援。ラジオやTwitterで『トモダチ作戦』のことを知った時、涙の出る思いだった。安否が分からない多くの肉親や知人が助かるかも知れないという希望…本書では『トモダチ作戦』の全貌とその後の交流が詳細に描かれている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東日本大震災で甚大な被害を受けた気仙沼大島に対して、米軍海兵隊が実施した救援作成と、その後の大島と海兵隊の交流の記録。
自衛隊のがんばりとともに、米軍のすばらしい活躍ぶりが報道されたのは記憶に残っており、これを読んでまたやはり災害のときは頼りになるなと実感した。
しかしだからといって沖縄でも同様に最良の隣人であると思うわけでもないので難しいところ。
あと、ホームステイプログラムのくだりがちょっとだらだらと書きすぎているきらいがあり、ほとんど飛ばして読んでしまった。 -
救援作戦の話よりも、大島と海兵隊との交流の話がメイン。
普段ネガティヴに報道されがちな海兵隊の別な側面などがわかる。
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なんつか。
震災の現場での状況なのかと思ったら、そこは一瞬で、しかも臨場感もなく、そのあとの米軍との交流が大半だった。
いい話なんだろうが、読みたい話ではなかった。 -
震災当時、米軍が自衛隊と共に仙台空港の復旧作業に携わっているニュースを見た記憶がありますが気仙沼大島での活動は知りませんでした。復旧作業をこなして終わりではなくその後の島の子供たちの心のケアにも気を配っていた事に、募金をして終わらせていた自分が恥ずかしくなります。
ありがとう!!