辻番奮闘記 危急 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087455618

作品紹介・あらすじ

九州で島原の乱が勃発し、江戸でも辻斬りが横行。肥前平戸藩松浦家は、幕府へのおもねりのため辻番を組織。治安を守るため二十四時間態勢で任務につくが……。書き下ろし時代小説。(解説/末國善己)

感想・レビュー・書評

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  • まだそれほど面白くない。松浦家家老、南町奉行所同心あたりが良い味を出していきそうな気がする。

  • 語彙力なさすぎて恥ずかしいんだけど、せ、政治〜〜〜ってなった。
    武士がいかに面子を大事にしてるか、が分かって面白かった。

  • 新シリーズ第一弾
    秀忠から家光への時代、まさに島原の乱の真っ最中、島原に領地を持つ二藩の暗闘、更に幕閣新旧老中の確執
    そして内情を知られた松浦藩、ここに辻番で治安と自藩への波及への対策、剣の度胸が必要な部署、中堅節と共に新たに加わった斎玄ノ丞
    まだまだ松平伊豆守の暗躍は続くのか

  • 辻番の在り方がよくわかったわ。

  • 天草の乱
    ①キリシタンが4万人いた責任(松倉だけではない)
    ②老中まで出馬した意味

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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