時代小説 ザ・ベスト2017 (集英社文庫)

制作 : 日本文藝家協会 
  • 集英社
3.29
  • (1)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 26
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087456028

作品紹介・あらすじ

青山文平、折口真喜子、花房観音、植松三十里、奥山景布子、武内涼、西山ガラシャ、村木嵐、小松エメル、仁志耕一郎、谷津矢車、吉川永青。2016年に発表された傑作時代小説12編を収録。(巻末エッセイ/末國善己)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 歴史、時代小説アンソロジー

    解説にもある通り、お仕事小説多めの構成です
    史上の人物の濃密な時間を自分のものとして読むことができます
    作家様、そしてそれを本として届けて下さる方々に感謝です

    どの作品も素晴らしいです
    特に印象深かった作品

    『歳神』折口真喜子先生
    笠地蔵になぞらえた物語
    ふたりの若者が「万歳師」として出発し人々を言祝ぎ、その素晴らしい意義に気がついてゆく爽やかな作品です

    イギリスEU離脱決定とかの時期だったのですね…
    歳月が過ぎるのは早いものです

  • ザ・ベスト2017と銘打ってあるのだから、2018の今になって読むのはどうかな?と思ったり。購入はするけど、すぐに読まないと積読で肥やしになってしまうことが多いです。なんとかしないといけないな、とは思っています。

    挫折と再生の物語の「流人富士」。人は見たいものを見てしまう「嘘とまこと」。
    この二つが心に残ったかなぁ。
    「へうげの茶」のように古田織部と同時代の話は「へうげもの」の印象が強いので、ちょっと弱くなります。
    あのインパクトは大きいもの。

  • 2016年の小説新潮、小説現代、オール讀物、小説すばるから、収録した、12の短篇を2017年6月集英社文庫から刊行。選択はユニークだが、興味を惹かれるものはなかった。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

日本文藝家協会(にほんぶんげいかきょうかい)
昭和21年(1946)、作家、劇作家、評論家、随筆家、翻訳家、詩人、歌人、俳人等、文芸を職業とするものの職能団体として誕生。大正15年(1926)に劇作家協会と小説家協会とが合併、設立された文藝家協会を前身とする。戦後、「社団法人 日本文藝家協会」として生まれ変わり、文芸家の権利を守るだけではなく、日本の文芸文化全般の隆盛を願って活動を続けている。


「2023年 『文学2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
今村 翔吾
東野 圭吾
蝉谷 めぐ実
米澤 穂信
西條 奈加
恩田 陸
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×