全一冊 小説 吉田松陰 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (656ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087463842

感想・レビュー・書評

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  • たいへん読みやすい文体で書かれており、歴史に詳しくない方にもおすすめできる本です。
    吉田松陰の人生を時系列に追うのではなく、彼の思想と行動原理を軸にしてエピソードや著作が紹介されます。したがって時間の経過を追うと混乱してしまいますし、何回か重複する描写もありますが、かえって強調され心に刻むことができました。また、著者による分析も加えられており、松蔭を「知る」だけでなく「理解する」ための良い参考になります。

  • 吉田松陰の、主に野山獄時代から処刑されるまでの話。

    吉田松陰の性格、思想について書かれている。
    好奇心旺盛で素直。学ぶことについてはとても真剣で、人の意見を聞き尊重して共に学んで行こうとする。けれど、自身が正しいと思い、正当な正義であると考えたことにたいしては譲らない部分もあったよう。
    吉田松陰という人が人らしく書かれていて読みやすかった。(2011.01.25)

  • 志を持って関わる人々にプラスの影響を与え、共に学んで行こうとする

  • 吉田先生の一生が読みたくて読んだ本。
    文章は非常に読みやすかったけど、時間軸がちょこちょこぶれるから時々「ん?」ってなってしまう感じ。
    でもそんなの全然気にならないぐらい夢中になって読んでしまいました。
    何処に居ても自分を貫いていた、純粋な心をもっている吉田先生のことが、この本を読んで更に好きになりました。
    ただ、少しばかり美化されすぎのような気が、しなくも無いですね。

  • この本で松陰先生にベタ惚れしました〜デヘヘ

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著者プロフィール

歴史作家。東京都知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。退職後作家活動に専念。人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。『上杉鷹山』『小説徳川吉宗』など著書は300冊を優に越える。

「2023年 『マジメと非マジメの間で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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