龍馬 3 海軍篇 (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087464962

感想・レビュー・書評

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  • 全編に感じる、司馬遼太郎の竜馬感、今や皆知っている土佐弁もなんだかわざとらしく、坂本龍馬ファンとして物語は目新しいものではなかった。(歴史なんだから事実は同じ、新しいことがあるわけないか)
    ただ、個別エピソードは書簡など深く考察していて(時に長いと思うことも)楽しめた。

  • 龍馬の師のひとりである勝海舟が、神戸に海軍操練所を設立する。
    そこで、龍馬は、日本が、諸外国に負けぬよう海軍力を持つ必要があるとし、塾生を募集したりと具体的に動いていきます。
    この巻では、そういった、ある種、幕府の庇護下にある組織の中で、龍馬が日本というおおきな視点で、ものを考えている様子がうかがえます。

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著者プロフィール

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去。著書に『明治撃剣会』『柳生兵庫助』『薩南示現流』『雑賀六字の城』『修羅の剣』『大わらんじの男』『龍馬』など多数。

「2022年 『深淵の色は 佐川幸義伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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