祝日に殺人の列車が走る (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087465549

感想・レビュー・書評

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  • 何だか後半で急に真相が明らかになっていくから、読んでて着いて行けなかった。最初の被害者がダメダメ過ぎて、彼が身の回りをちゃんとしてれば骨肉の争いも殺人事件も起こらなかったのにね。というか独身同士とは言え、愛人五人は多すぎるよ。

  • 2021/02/26 26読了

  • 一番ダメな人は最初の被害者であろう。

  • 鉄道トリック的には定番で、それほどひねりはない。ただ、殺す動機がなんともひがみっぽいと言うかひずんでいるというか…(苦笑)。犯人をうすうす知ってる周囲の者のひずみようや、そういうムードを自ら作ってしまった感のある被害者の行動・性格も含め、「お話的にはおもしろいけど、こいつら全員かかわりたくねえな」的な印象を読者へと徐々に与えてくれる。この辺のキャラ作りがいかにもこの著者らしい。
    なお、「L特急」や「急行」など、懐古的な鉄道ファンにはたまらん鉄道単語がチラホラ…そういう愉しみ(?)もある一冊です。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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