- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087466171
感想・レビュー・書評
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想像していたのとは違ったけれど、読み終わった後になにかが残る小説だった。僕はこういうのを「小説」と呼びたい。
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うーん…
いや、よみ口が楽しいし、言いたいことわかるし、別にこういう本あってもいいんたけど、小説ってこんなものだっけ?…
この人と結婚するかも、と思いがちな妙齢の奥手な女性が、現在進行形で、結婚するかも?のターゲットになっちゃった男性との関わりの中で「このレッテルにより、その人そのものを見られていないんじゃない?」と気づき、人間として好きかも、とさり気なく思うまでの顛末…
と、なぜかラストの方で地の文で自ら語っているのはなんでなんだろう…道徳の教科書読む気分になる…
その、自分があるカテゴリにこだわることでその人そのものを見られない、ということがあるきっかけで目からウロコが落ちるというのはよくわかるけど、これ、小説読むコスト払って再発見したいことなのかな?…
この小説の面白さは私にはよくわかりません…ま、興味がないテーマだからかもしれない。 -
このタイトルに惹かれて
ぺろっと食べ終わるように読んでしまった。
料理と恋愛はおんなじ。
時間、温度、素材がだいじ。 -
女の妄想、男の妄想、それぞれ1編ずつ収録。
女の妄想は苦笑しながらわかるわかるって頷ける感じ。小学生くらい?いやもっとはやくから?女の子はだいたい背景にバラが咲くような妄想してるんじゃないのかなぁ。
男の妄想は…なんともバカらしい!とか言うと失礼だけど、バカらしくて面白かった。
中島たい子さんが女性なので、男性から見た男の妄想の真偽は分からないけど、なんとなく、こうかも!ど思わせるところが良い。 -
「この人と結婚するかも」と「ケイタリング・ドライブ」収録。
どちらの主人公も好きだからもっともっと話が続いてほしかった。 -
今まで読んだ中島たい子作品の中でいちばんすきかも。読みやすかった。
合う合わないが顕著に出そうな作家さんだけど、わたしはこの作品はすき。
ごはんがたくさんでよかった。
2015.10.22 -
ananの特集で掲載されていて、ずっと気になっていたので、読んでみました。
少し優しくされただけで惹かれてしまう主人公。
このポイントだけに惹かれて読みました。
なかなか一歩を踏み出せない主人公に共感はするけれど、はたから見るとうーんと思ってしまうものなのかと勉強になったかな。一歩を踏み出す大切さを学んだ気がします。