美しい隣人 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087466713

作品紹介・あらすじ

郊外で息子の駿と幸せに暮らす主婦・絵里子の隣家に、沙希と名乗る女性が引っ越してくる。美人で人柄もよい彼女に、周囲の人々は惹かれていくが、いつしか絵里子は周囲から孤立しはじめて…?一方、沙希は正体を隠して、大阪に単身赴任中の絵里子の夫・慎二を誘惑していた。絵里子の幸福を脅かし、心を蝕んでゆく沙希の目的とは!?仲間由紀恵、檀れい競艶のサスペンスドラマを小説化。

感想・レビュー・書評

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  • 仲間由紀恵、檀れい主演のTVドラマの原作本。
    最終回に向かって進行中のドラマの原作だけに、
    今後のストーリーの展開、結末、各人の胸の内などが
    明らかになることを期待して手に取った。
    あくまでもTVに忠実な内容。
    しかし、意味ありげな仲間由紀恵の言葉にしても、
    含みを持たせているかのような結末も、
    読者(視聴者)の想像力に頼り過ぎているのでは?
    作り手側の意図が見えずに、期待外れ・・・だなぁ。

  • 真綿で首を絞めるような、じわじわ来る怖さ。
    ちょっとした違和感に触れても、日常がその事を薄くする。
    彼女の笑顔、会話、仕草、距離の取り方もろもろが。
    主人公が気がついたときには…。
    最後をもう少し踏み込んで欲しかった。

    一人の意見だけを聞いて過ごすことの危険性。
    周りも知らないうちに毒牙にかかっていく…。

  • ある日単身赴任の夫を持つ絵里子の家の隣にとても美人で魅力的な女性が引っ越してくる。その日から全てが少しずつ確実に歪み始めていく。読みやすくて、どうなっていくんだろう?!と、途中まで面白く読ませてもらったが、みんなも言っているように最後が…?!どういうこと?笑 さきさんは幽霊かなにかだったの?笑 あなたと同じってどこが同じなの? そこに答えがしっかり用意されていたらすごい作品だったかもしれないけど、ヒント不十分のままぶん投げられて終わった印象、、なんなんだったんだ…

  • 郊外で息子の駿と幸せに暮らす主婦・絵里子の隣家に、沙希と名乗る女性が引っ越してくる。美人で人柄もよい彼女に、周囲の人々は惹かれていくが、いつしか絵里子は周囲から孤立しはじめて…?一方、沙希は正体を隠して、大阪に単身赴任中の絵里子の夫・慎二を誘惑していた。絵里子の幸福を脅かし、心を蝕んでゆく沙希の目的とは!?

  •  ドラマのノベライズらしいですね。ドラマ自体は観ていません。
     とても美しい女性が隣に越してきて、あれやこれやと手を貸してくれる。でもそれと同時に感じる周りからの疎外感。なんでだろうと思うと……というお話。
     ブックオフで百五円で購入しました。
     うーん、リアリティをあまり感じられず、ただ淡々と読んでいっただけでした。

  • 途中までとても面白かったが、ラストが微妙だった。

  • いまいち。

  • ドラマを中途半端に見てしまったので補足に…と思い読んでみたが、、、全然補足にならかった。意味わかんない。

  • ちょっとまだよくわからない 理解できないところのある難しい話でした。
    途中ぞっとするところが多々あり、ハラハラしながら読みました。
    もう少し大人になってから再読したいな。

  • ちょうど大阪出張時に新幹線の中で読んだ。
    道頓堀にも行った。なんか慎二の行動に似ている。しかし残念なことに?慎二とエリコのような関係は無かったが。
    家族の絆とそれを引き裂く男女の関係。思い込んだ女性ならばありえそうな行動だ。
    怖い。その怖さを知りたく、後半から一気に読破。

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