愛をこめいのち見つめて―病床からガンの友へ

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087470642

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  • (2002.10.06読了)(2002.03.15購入)
    病床からガンの友へ
    (「BOOK」データベースより)amazon
    原因不明の病気の治療のために手術をくり返す生命科学者の著者が、ガンの治療で来院した隣人女性と出会う。こうして病気への不安やそれと対抗するための正しい知識、心を支える家族の愛など、心の内をしたためた手紙の交換が始まる。60兆個の細胞すべてにあり、36億年うけ継がれてきた遺伝子。芸術に感動する脳と心。多くのテーマで「生と死」の本質にせまる。著者の著作活動の原点。

    ☆関連図書(既読)
    「冬樹々のいのち」柳澤桂子著・赤勘兵衛絵、草思社、1998.12.08
    「生命の未来図」柳澤桂子著、NHK人間講座、2002.02.01

  • 原因不明の難病で生物学者である著者と、がんを病む隣人のピアノ教師。ともに死を感じ、これまでになく深い共感と深い思いやりを持った二人の往復書簡。

  • 病床の著者とガンを患っている友人との手紙をまとめたもの。

  • 2001年10月 読了

  • この本で柳澤さんという稀有な存在を知ったのだわ。父がガンのときだった。まちがってもこんな屁理屈こねる人とは友達になりたくないとは思ったがまじめな人だという印象があった。ただ この時点では柳澤さんの病気ははっきりしていない。

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著者プロフィール

柳澤 桂子(やなぎさわ けいこ)
1938年、東京都生まれ。お茶の水女子大学卒業。コロンビア大学大学院修了。Ph.D.(遺伝子専攻)。お茶の水大学名誉博士。生命科学者,サイエンス・ライター。著書に『脳が考える脳』『遺伝子医療への警鐘』『生と死が創るもの』『いのちの始まりと終わりに』『患者の孤独 心の通う医師を求めて』『生命の秘密』『われわれはなぜ死ぬのか』など多数。



「2022年 『リズムの生物学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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