興亡三国志 1 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (648ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087471557

感想・レビュー・書評

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  • レビュー

  • 比較的演義よりで書かれていると思う。陳宮の義弟という設定でオリジナルの鄭欽という人物が出てくる。陳宮が曹操から離反して呂布についたあとも、彼は曹操陣営に残る。彼は性格が悪い上に、義兄が曹操を裏切ったことから、諸将に評判が悪いが、曹操陣営、また乱世を冷静に見つめるという人物でこれを読んで非常に気に入った。陳宮に関しても死後まで印象的に描かれている。曹操好きにはよろしいかと。

  • 曹操主役ということで読み始めてみたものの、主役なのは最初だけ。巻が進むにつれ、普通の演義話に。一人ひとりの個性もそれほどなく、印象もさして残らない。普通の三国志+@を楽しみたい人はどうぞ。

  • 申し訳ないけど、はじめはつまらないよね。
    三国志・・・・。

  • 「三国志演義」よりの作品。
    しかし、完全に演義というわけでもないあたりが面白いです。
    とても読みやすく、すらすら読めました。

  • 演義をベースにしていながら正史も織り交ぜた、いいとこ取りの三国志。曹操を主役としているため魏がお好きな方にお勧め。読みやすい文章であるため最初に読む三国志としてお勧め。作者独自の解釈が盛り込まれているため他の三国志に飽きた方にお勧め。つまりどんな三国志ファンの方にもお勧めの小説です。

  • 三国志ということで手を出しましたが、それ程面白いという訳でもありませんでした。やはり三国志は吉川英治に限ります。

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著者プロフィール

一九三一年東京生まれ。横浜国立大学経済学部を卒業後、読売新聞社を経て作家生活に。六七年『風塵地帯』で日本推理作家協会賞を、六八年「聖少女」で直木賞を受賞する。推理・サスペンス小説、スパイ小説、歴史小説、伝記小説など広範囲なジャンルで硬筆な筆をふるう。

「2019年 『ガラスの階段 特捜検事 新編集版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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