- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087472936
感想・レビュー・書評
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キャスター安藤優子の、高校時代の留学記。
古き良き時代のアメリカを感じられる作品。
なんだか、読むとベイリー家という温かい家族に迎えられ、アメリカの高校で青春を謳歌した 安藤優子に嫉妬したいぐらいになる作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
魅力的な文章!軽快でユーモアもあって、リズミカルでメリハリがあって完全に引き込まれた!留学した気分になった。
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16歳で交換留学生として渡米。英語には少々自信があったのに、行きの飛行機の中でスチュワーデスに「あの娘は英語がしゃべれない」と言われ大ショック!温かく迎えられたホームステイ先の大家族ベイリー家では、文化の違いに驚きの連続。多様な生徒が通うハイスクールでの日々…。ニュースキャスターとして活躍する著者の原点となった、笑いあり、涙あり、事件ありの青春アメリカ留学体験記。
(1998年) -
古き良き時代だった時代のアメリカ留学記。留学にまつわる苦悩や成長が読みやすく面白い文章で鮮やかに書かれている。大学の学部入学ではなく高校の留学ということで、思春期のアメリカの高校生たちの姿を知れるのも面白い。
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留学中、安藤さんに自分を重ねて何度も読んだ本。
ホームシックのときに読んだときは、「くるんじゃなかった」の言葉に共感。でも留学を楽しめるようになったとき、留学先で月日を重ねて成長する主人公の心情の変化に共感。
高校留学は親がさせてくれた経験の中で、最も大切で自分を大きく成長させてくれたもの。本になるような経験、できたんだな〜ってこれを読むと実感。 -
今もテレビでいつも拝見する安藤優子さんが16歳の時にアメリカ留学をした時のお話。エッセーかな?と軽く読み始めたけど、1つの物語を読んだようだった。安藤さんの文章力も高い。ホストファミリーの暖かさ、アメリカの文化の違いを家庭や学校といった身近なレベルで感じさせてくれる。最後は泣けたわ。安藤さんにぐっと親近感を抱く一冊。
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何度も読み直してしまう本。初めて読んだのは10年以上も前なのに、これほど読み返している本はこれだけです。
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再読。
初めて読んだ時も安藤優子さんの文章、構成の上手さ、にへぇー!と思った一冊。
再読してもその印象は変わらないなー。
大統領へのインタビューの後、東京に戻る乗り継ぎの空港が
その昔、16歳の安藤さんが高校留学に訪れたデトロイトの空港であった、
というドラマティックから始まるプロローグ。
ミシガンの「豊かなアメリカ」での1年間を瑞々しく書いた留学記。
しかし16歳で高校留学して飛び級、プロムクイーンに選ばれて、って
安藤さんさすが、凄過ぎ(笑) -
アナウンサー・安藤優子氏の留学体験記。
タイトルから、英語がしゃべれるようになるまでの
悪戦苦闘な日々が綴られてるのかと思いきや、
どちらかというと留学先のホストファミリーとの
交流や文化の違いなどの内容が中心。
「ああ、思春期にこんな留学してみたかった…」
と思うこと必須ですが、
実際したら絶対こんなドラマチックじゃないよね。
「ここではね、ちょっとできることもデキマス!と大きな声で言うのよ。さもなければ誰もアナタができるなんて気がつかないでしょ。それでいいの。20パーセントの実力も、できると自分が言った瞬間から50パーセントになるの。そうしようと思うから。それで頑張ると80パーセントくらいになるものよ」
普通に面白いっす。
なぜか文庫本の字が異様に細かい気がするけど。。 -
安藤さんをメチャクチャ身近に感じられた。
読んで良かった。
そこまで深く掘り下げた内容ではないけど、
16歳の目線らしくて、
素直な目線が愛らしい。
「愛してくれる人がいない所」を求めた少女、ユーコ。
でも、大抵は、そこに生活すれば
愛は育まれるし、みんなそれを求めてしまうんだなー。
と、あたたかな気持ちになった。
ホームステイ先がお金持ち、というのに
羨ましさ満点ですが。
留学をする、というのは大切な経験。
そして、しない、というのも、
大切な経験。
そう思う。
だから、したい方を選べばいい。
knock the door
選んで進む方向を、勇気をもって扉をたたこう。