金の芽 インド紅茶紀行 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087474268

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  • 東京大学農学生命科学図書館の所蔵情報
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2001579808

  • 【本の内容】
    花束か洋梨に似た甘い香りとルビーのような紅のアッサム。

    白ワインのような芳醇な香りとオレンジに輝くダージリン。

    最高級の紅茶の印「金の芽」と「銀の芽」を求め、インドで最も危険な地方に旅をした著者が出会ったのは、紅茶を愛し慈しんで育てているインドの人達の暖かい笑顔だった。

    日頃何気なく飲んでいる紅茶も、その歴史と作り手の顔が見えれば、もっと美味しい。

    [ 目次 ]


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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  •  「金の芽-ゴールデンチップス」「銀の芽ーシルバーチップス」をご存知でしょうか? 白い産毛で覆われている芽が製茶したときに金色や銀色に見える、最高級のお茶の葉(芽)のことです。このチップが入ったお茶は、まろやかでやわらかく、極上の味がするのだとか。著者はこの最高級の茶葉を求めてアッサム、ダージリンに旅します。テロが横行する場所では顔にファンデーションを塗ってインド人になりすましたり、炎天下の悪路を熱射病の危険をおかしながら何十時間もドライブしたり。そうしてたどりついた産地で味わう素晴らしいお茶。どこにいても無性に紅茶が飲みたくなる、そんな本です。

  • 磯淵氏とインド人のタクシー運転手とのやりとりがおもしろい。本当にこの人信じていいのかという体験は、海外で多くの人が体験することではないでしょうか?

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著者プロフィール

1951年愛媛県生まれ。日本の紅茶研究における第一人者。青山学院大学卒業後、大手商社に入社して貿易を覚えるうちに紅茶の魅力に惹かれ退社。28歳で紅茶専門店「ディンブラ」を開業する。スリランカなどの紅茶の輸入販売を手がけ、各地の紅茶の特長を生かした数百種類のオリジナルメニューを開発する。大ヒットした「キリン 午後の紅茶」にはアドバイザーとしてかかわり、30年におよぶロングセラーに導く。また、モスバーガーが運営する「紅茶とワッフルの店・マザーリーフ」のアドバイザーも務める。紅茶にまつわる著書は40冊を超え、講演も大人気で、多くの紅茶ファンを魅了し続けている。

「2017年 『茶楽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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