働く女 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087474503

感想・レビュー・書評

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  • 身近にある日常生活を書いとって読みやすかった。
    主人公と自分が共通する部分があったり
    共感できたりした。
    けど短編小説あるあるではあるけど、
    もっと続きが読みたかった。
    で...?
    ってなることがあった。

    けっきょくマジメは損をする?
    は本当に共感できた。
    頑張りよるだけなのに職場で浮いとるような感じ
    頑張りよるだけなのに、なんで?って思う。
    わかるわかるってなった。

  • まだ学生だから、社会とはこんなに窮屈なところか、と思い憂鬱になった。職場には幅広い年齢層の人が同じ空間にいて、年齢が上だからといって自分より能力が低い人がザラにいる。キツい。

  • 様々な女性の、働いている一部分抜粋短編?

    職業も、性格も、思考回路も様々。
    10人もの女性がいれば、どこかしら共感がありますが
    話として読むと微妙です。
    救いがない。
    うっすらとしたものは、人によって掴んでいますが
    基本何もなし。

    こんな女性いるな、と思うのですが、それ以上に
    周囲にいる人の方が、いるな、と思う事が多々。
    面白かった、という感じではないです。

  • 十人十色の働く女について活写されてる。
    共感できたりできなかったり。
    あるあるだったり、かけ離れてたり。

  •  群ようこは、「母のはなし」に続いて2冊目。
     母のはなしでも思ったけど、浅はかで意地汚く、欲深い女性を書かれてるんだよなぁ。
     
     これ、集英社文庫のナツイチの帯がついてたけど、どの辺が夏に読むといいのか??と思った。読書が楽しくなったり、明るく爽やかな夏のイメージではない本だった・・

    全時代的な女性の生き方を描いていたけど、その時代の女性の志向をウォッチするという視点で見るなら面白いかも。

  • 時代が古いのは仕方がないが、当時でも少し古かったのでは?と思った。共感できる場面は少なからずあったが、似たような展開がかぶったりして、またか、という印象。そんなに人生上手くいかない。しかしハッピーエンドで終わるものが全てでなく、悩みながら日々をこなしていく終わり方は気にいった。

  • オムニバスになっていて読みやすいが、最初の何本かはクスリと笑えたけど後半は主人公に対してイヤな気持ちしか芽生えず。ブックオフ行き。

  • あまり共感できる部分は無いけれど、分からなくは無い…かな。
    働くって、つまり、生きるってことだな。

  • こういうことやこういう人いるよなーと流して読んでしまう感じだった。
    特にだから何かを得られたとは感じないが、そうそうと
    頷くことが多い内容だった。

  • 久々に群よう子の本を読んだ。働く女の日常を面白おかしく描かれているのかと思ったら意外に真面目たった。わかるわかると思う反面、なんかストレスがたまった。

著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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