海を抱く BAD KIDS (集英社文庫)

著者 : 村山由佳

• 集英社 (2003年9月19日発売)

感想・レビュー・書評

[Sさんの感想 · 2007年11月25日]

18歳の青春の話。軽いっていう噂のサーファーと、一見マジメな副生徒会長の恋。本文には恋ではないってあったけど、多分恋だ。普通の恋愛小説、天使の卵みたいなを期待してたのに、やたらエロかった。
話の構成上仕方ないとは言え･･･
やってるシーンばっかりなイメージしか残らなかった。
そういうの抜きで書けないのかなぁと思った。
抜きにするとわざとらしいのかもしれないけど、
ちょっとやりすぎな気がした。そして、無駄に長い。

著者プロフィール

村山由佳
1964年、東京都生まれ。立教大学卒。93年『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞。『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。著書多数。近著に『雪のなまえ』『星屑』がある。Twitter公式アカウント　@yukamurayama710

「2022年 『ロマンチック・ポルノグラフィー』 で使われていた紹介文から引用しています。」