恋する短歌 22 short love stories (集英社文庫(日本))

  • 集英社 (2004年3月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784087476767

作品紹介・あらすじ

初めてのデート、眠れない夜、忘れられない朝の光…。多くの女性の共感を集める新鋭歌人が、恋が始まり終わるまでの一瞬一瞬を短歌とショートストーリーで鮮やかに描く、切なくキュートな22の物語。オリジナル文庫。

みんなの感想まとめ

恋の一瞬一瞬を切り取った短歌とショートストーリーが魅力の作品で、共感を呼ぶ感情が巧みに表現されています。初めてのデートや眠れない夜、忘れられない朝の光など、日常の中の特別な瞬間が描かれ、読者はその情景...

感想・レビュー・書評

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  • 形とか指の長さを知ったのに
    何も知らない あなたのことを


    縁あって隣で寝てる人がいて
    わたしのものにならないらしい


    目の前のわたしを見てよ
    本当に大事にしてるものが何でも


    知られたくないことがある
    本当はあなたといると心臓が痛い


    ・・・いい!!
    今、すごくよく分かる!

  • 忘れないから忘れないでねって、私も思ったことあるから共感した。

  • 二番目の女感がたまりません!
    開き直って誇っているわけでも、卑屈になって自嘲しているわけでもないこの感じ、この人にしかだせないと思う。

  • ザックリ言うなら、ちょっとイイオンナ風の第一人称「わたし」による、恋の短歌とプチエピソード、て感じの一冊。

    私の場合は、数年前、この本より先に同著者の『プライベート』を読んでしまっていたため、そしてその本はとても素敵な「イイオンナの短歌集」だったため、どうも、こちらの本は青臭さに目がいくというか、狙って表現されているであろう生意気さが狙いすぎてる感があって、やや遠巻きに楽しむ程度にしか入り込めなかった。

    以下、今の私が気になった短歌。

    ▼目の前のわたしをみてよ 本当に大事にしてるものが何でも
    ▼恋のせい 真夜中過ぎに呼び出され スナギモなんか食べているのは
    ▼知られたくないことがある 本当はあなたといると心臓が痛い
    ▼縁あって隣で寝てる人がいて わたしのものにならないらしい
    ▼一匹も猫に会わない帰り道 わざと遠くのコンビニに行く

  • こういう短歌もあるんだ!って知ってもらうだけで、ちがう気がする。

  • うす暗い本ばかり読んでしまうので、ほっこりしたくて表紙買いした本。
    一時間あれば読めます。
    バックに忍ばせておいてサッと読み返したくなる本かも。

    叶ってるけど叶っていないような二番目の恋愛を題材にした短編がほとんどでした。

    さりげない一文にチクチクしたり、学生の頃は車を持っていたり煙草をすう男性がすごく大人びて見えていたなぁ、と思い返したり。

    挿し絵の水彩画もとても綺麗です。
    グスタフ・クリムトの『接吻』の絵画を思い出したのですが、関係なさそう。

  • 12/08/01 よくわからない短歌もある。
           平野瑞恵さんのイラストが良い。

  • いいね。切ないね。親友にプレゼントしよう!

  • この人は物語ではなくて短歌。

    いつのまにか見つけてくれてありがとう わたしがあなたにぴったりなこと

  • 恋はせつなくて、恋は自分の中だけでの出来事なんだなぁと思った。相手はいるけど、それが恋かどうかなんて自分しか決められない。

  • 恋する歌音を先に読んじゃったからなぁ。
    あぁ、解る…と共感できる部分がないわけではないがインパクトは弱いかも。

  • 〈今すぐにキャラメルコーン買ってきて そうじゃなければ妻と別れて〉


    「ショートソング」を読んだ時いちばん頭に残っていた短歌、
    これを詠んだ人が佐藤さんだと知ってこの本と出合った。


    残念ながら↑の歌は収められていなかったのだけど、タイトル通り恋の歌集。
    歌とともにショートショートが添えられており、
    私のように短歌に不慣れな人でもすっと情景が頭に入り込んでくる。


    ドラマが過ぎて共感を覚えれないものがあったりするけど、
    短歌の持つ語調とナチュラルに見えて選び抜かれた言葉に
    普段の読書とは違う新感覚を味わいました。
    たとえば・・・


    "当然のように 一つの食べ物を 分け合いながら 別れ話を"


    たったこれだけの簡単な言葉たちで
    彼と彼女の過ごした時間とこれからがフと頭に浮かんでしまう不思議。

  • 佐藤さんの短歌を読むのは初めて☆
    俵さんと同じような、現代短歌。22篇。
    読み始めたときはあんまりしっくりこなかったけれど、
    読み返してみるとしっくりき始めた☆彡
    短歌の良し悪しって、正直よく分からない。
    自分が共感できるかどうかでしか味わうことができない自分。
    でも、それでも色々読むことにも価値はあると思う。
    また色々読んでみたいな(o^-^o)
     
    (2007.02メモ→2010.04ブクログ)

  • 短歌に解説はなくていいものかも。と思った一作。
    短歌集というか、エッセイなんだもの。

    短歌のいいところって、あの31文字の限られた文字数で綴られた思いを、自分の経験で補って、落とし込むことができることだと思うのです。こういう思いから出てきたんです、なんて裏舞台を本人が告白しなくても・・・。と。

    ただ、やっぱこの人の恋愛の仕方にかぶるとこがあるので、あーね。みたいな気分。で、星3。

  • 最初に読んだのが『恋する歌音』だったせいか、ちょっと印象が薄い。

  • 短歌ってもっととっつきにくいイメージだったけど、共感できるものもいくつかあって、こういうのもありなんだ!って思った。

  • 初めて読んだのは18の春。
    その頃は、ただ純粋に恋愛ってHAPPYなものだって
    決め付けていた頃だった。
    その頃のあたしからすれば、全然理解できない世界だった。

    あれから5年たった今。
    全然経験を積んだわけではないけれど
    あの時よりは理解できてる自分がいる。。

    また5年経つと、違ってくるんだろうな。

  • 著者作の恋愛の短歌と、その短歌にまつわる(?)ショートストーリーで構成されています。
    短歌初心者の私でも、とても読みやすいです。
    挿絵もきれいで、恋のものばかりなので、女性は好きなんじゃないかと。
    分かるーーーっていうものが、ひとつはあるはず。。。
    大好きで、何度も読み返している本です。

  • どの短歌にも、「あるある〜〜」と相槌を打ちたくなるような感じ。
    恋愛における様々な場面は、いつでも自分が主人公ね。

  • 070817

    この人の書くショートストーリーが好きです。
    本当なのか作った話なのかは
    わからないけれど。

    人生は続く
    ふたりが教会で
    ハッピーエンドを迎えたあとも

    っていう短歌に続く物語が好き。


    しょうがないという言葉を
    わたしはそんなに嫌いではない。
    この言い訳を
    半年間わたしは心の中で繰り返し続けた。
    しょうがない,
    だって好きになっちゃったんだから。


    ショートストーリーの主人公は
    みんな大人な感じがします。

    私がその状況になったら
    そんなに冷静に対応できるのかな?
    って思う。

    でも
    こんなにスマートに対応できたらいいな。
    って思う。

    そんな日はいつ来るやら
    わかりませんけど!

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著者プロフィール

1968年旧東ドイツ・東ベルリン生まれ。
72年、文化大革命さなかの中国に渡り、14歳で日本(青森県)に帰国。
東北大学医学部中退後、アメリカに留学。
オハイオ州立大学、カリフォルニア州立大学、工学および心理学修士課程修了後、
アメリカン航空、英国ヴァージン・アトランティック航空、フィジーのエア・パシフィック航空に勤務。
その傍ら、東欧、インド、カンボジア、ラオス各国で、人身売買の被害少女らのカウンセリングなど国際NGO活動に従事。
2009年、国連職員として、アフガニスタン、ベトナムで活動。日本帰国後、国際機関太平洋諸島センターに勤務。
現在、フリーで会議通訳および、べトナム、バングラディシュ、南太平洋と日本をつなぐ交換留学生支援活動を行なう。
3・11東日本大震災以降は、日本赤十字社や国際NGOのボランティアスタッフとして、被災者のカウンセリングを続けている。

「2013年 『跳べ! 世界へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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