モンテロッソのピンクの壁 (集英社文庫)

著者 : 江國香織

• 集英社 (2004年7月21日発売)

感想・レビュー・書評

[lovefigaroさんの感想 · 2009年5月26日]

荒井さんの絵に魅かれて求めました。
素敵な絵。
江國さんの童話はいつもちょっと辛口。
大人のための童話という気がします。
子どもだったらラストをどうとらえるのでしょうね。
ねずみのシーンも少し受け入れがたいところが。
でも「行かなければならない場所」があるというテーマには共鳴できました。

[Michiruさん · 2009/05/26]

確かに、辛口ですね。
子供達に読み聞かせる、事は出来ないような、
したくないような感があります。

[lovefigaroさん · 2009/05/26]

MakiYさん
そうでしたね。
江國さんのそういうボーダーラインってちょっと独特ですね。

[Michiruさんの感想 · 2009年5月25日]

可愛らしい。

絵と言葉のマッチングから醸し出ている全体の色味と
空気のふんわり感が好き。

何がいいのか細部は分からないけれど、なんかいい。
全体が。

優しいフレンチジャズの雨をふわりと浴びた感じ。

ただ
ラストの、特別寄稿エッセイは不要のような。

[lovefigaroさん · 2009/05/25]

私も書架にスタンバイさせています。
読んでみますね。

[ゆりえさんの感想 · 2009年5月22日]

ねこ

[icaさんの感想 · 2009年5月3日]

【B】

[popopopop13さんの感想 · 2009年4月21日]

ハスカップのような幸せにとろけてみたい！
好きなものと一心同体になれるぐらいの幸せ、
ってなかなか巡り合わないのだからこそ。

ああ、ハスカップが羨ましい。

[みうさんの感想 · 2009年3月16日]

モンテロッソはピンクに溶けた

[Rinaさんの感想 · 2009年2月23日]

贅沢な絵本です。
文庫の絵本って持ち運べるから素敵。
この絵本は大人が楽しめる大人向きの絵本です。

絵本でも江國さんの独特の世界観が楽しめました。
ネコのハスカップが飼い主を離れ、モンテロッソまで旅するお話。
すごく可愛くて心にじーんっとくる作品でした。
金原ひとみさんのエッセイも作品とリンクしていて、すごく良かったです。


私はモンテロッソにいかなくちゃ。何かを手にいれるためには何かをあきらめなきゃいけないってことぐらい 、私はよく知っている。

[すのまんさんの感想 · 2008年11月3日]

絵本です。
これだけライオンの話を振っていたのに、結局最後まで出てこないというのは拍子抜けしました。

[なおさんの感想 · 2008年10月23日]

ハスカップの行動力、かっこいい。
ときどき夢に出てくる、行ったことないところ。
あれはどこなんだろうね？

[鳩さんの感想 · 2008年9月7日]

古本屋で出会ってロシアまで持ってきた本です。気高い猫が、夢に見たピンクの壁をさがしにいく物語。

著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」