- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087478723
感想・レビュー・書評
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テーマが重くなる部分が見受けられるのだが、それを青春小説のように爽やかな、口当たり良いものにしようとする意思が見え隠れする。
そのため、内容がそんなに悪くないはずなのに酷くなっているような気が・・
テーマはいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
水色と橙色
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私は結構好き。
ストーリーが単純な所もあるけれど嫌にならない。
こういう道もあるのか、って考えさせられたなぁ
そんな堅苦しくはないよ! -
タイトルと裏表紙のあらすじにひかれて買ったが、正直かなり期待外れ。
キャラクターの描写が浅く、類型的に過ぎる。あー、この人もきっとアニメで育った人なんだろうな。アニメは嫌いじゃないんだが、紙の上でアニメをやらないでほしいと思う。(たとえば、やたらと珍しい苗字や名前の人が出てくるあたり、アニメ的、あるいは漫画的だ。印象を残そうということなんだろうが、リアリティには欠ける)
あと、会話が下手。実際の女性はあんな話し方しないでしょう。
テーマはよかったと思うんだが、もう少し掘り下げてもよかったのでは? ドーピングを扱ったのはよかったと思うが、あまりにありがちな描き方だ。
あと、いろいろなテーマを扱おうとしすぎていて、主人公がぼやけてしまっている。あれだったら、夏希なんていなくてもよいのでは? 靫矢を主人公に据えていてもよかったのでは。・・・と思ってしまうだけに、最後の変な(と言おう、あえて)ハッピーエンドがものすごく浮いてしまっている。不要だ。
解説の文章は医者の人が書いていて「自分は医者だから、どういう症状なのかすぐわかったが・・・」なんて、半ば自慢のようなことを言っているんだが、いやいや、素人でも丸わかりでしたよ。特に過食症のとことかね。
残念だけど、星2つで。 -
夏希ちゃんと登先生がとても素敵♪でした。
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一人のバスケ少女が自分の怪我をきっかけにスポーツドクターと知り合い、そのドクターのまわりで起きる様々なスポーツにおける問題に直面する。
初めは余分な会話が多いなぁとか思いながら読んでいましたか、だんだん慣れました。
本物のスポーツドクターが読んでもかなりリアルだと思える内容のようで、しっかり取材した感が出てます。 -
中途半端なのである。
アスリート専門医が、心と体を癒やす(治す)物語として、いくつかの連作短編という形になっているんだけど、どれも中途半端。
患者が癒やされるかというと、そうでもなく、尻切れトンボだし、こちらの気持ちも途中で放り出されて、え? そんなんで終わり? という感じ。
イマイチですな。 -
最近自分が整形外科にお世話になる機会があり、その病院がたまたまスポーツ整形に強いところだったので興味を持って読みました。
結果、がっかり。
題材は面白いのにキャラクターや展開が薄っぺらくて、リアリティが全く感じられない。
薄っぺらいのにあれこれ詰め込み過ぎて何が言いたいのか…。
医療の知識?恋愛模様?スポーツに賭ける人達の情熱?人間模様?
本題が全く分からない。全部が中途半端。
つーかタイトルがスポーツドクターなのにドクター影薄過ぎでしょ。
あと病院事務が知り合って間もない医者んとこ押し掛けてバイトしてる学生二人だけとか、フィクションにしても有り得ない設定だ。
途中から出てきたライター女史も唐突過ぎて意味不明だし。
まあ100円で買った本というのがせめてもの救いか。
個人的な好みもあるけど、せめてキーになるのがドクターじゃなくて理学療法士とか、毎回おかしな探偵ごっこするんじゃなくトレーナーと選手の信頼関係の中で知り得る出来事なら納得できたのに。 -
サラッと読めました。
ドーピングのお話は、なかなか考えさせられます。