- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087480351
感想・レビュー・書評
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頑張るお父さんは、可愛くて愛おしい生き物だと思う。
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やっぱりらもは奇才です。すべてのお父さんと子供に捧げる本かな。
表題のお話は息子のなかなか鋭いつっこみが良かったです。 -
装丁に油断して読んでしまい感動してしまった。
頑張る父親に弱い。 -
いい話。
映画も良かった!! -
下田くんのお父さんは有名な悪役プロレスラーの牛之助。頭は金髪、顔は赤白の隈取り、リングでみどり色の霧を吹く。そんな父親が下田くんはイヤでたまらない。今度は黒人の空手家「クマ殺しのカーマン」と対戦することになったのだ。父を思う小学生の胸のうちをユーモラスにえがく表題作。ロックンローラー、落語家、究極のペットを探す動物園園長と魚河岸の大将。子供より子供っぽいヘンテコお父さんたちのものがたり
ひらがなが多く字が大きく、子どもも読者対象にしたのだろう作品。
本文を読んでいるときは、何が伝えたいのかいまいちわからなかったが、最後の中島らもの評を読んですべて納得。
ほんわかできる作品です。 -
ほのぼの。
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これも好き!!!
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文字も大きめで行間もゆとりがあり、
簡単に読める一冊だ。
子供から大人まで、どの年代が読んでもあたたかい気持ちになれると思う。
意外と泣けちゃうんだな、これが。 -
こんな父親になれたらええなぁ…
と、みごとに惹き込まれてしまった。
子どもより子どもっぽくて、遊び心と思いやりにあふれたお父さんたち4人のエピソード。
プロレスのリングで、おわらい新人大賞の舞台で、
息子が通う小学校の校庭で、はたまた家庭訪問の近づいた家庭で…
お父さんは子ども以上にエネルギー全開で、から回りながらも突っ走る。
「あとがき」で、今は亡きらも氏が作品に込めた思いが鮮明になる。
とてもあたたかみがあって、グッとくるあとがきだ。
おとなは大変だけれども。
家族ってメンドウなものだけれども。
側にいる人とのあたたかなつながりがあるのなら
けっして悪いもんじゃないね。 -
俺は早く大人になりたいと思っていた子どもの一人だった。いざ成人になってみて、変わったことといえばあまり感動しなくなったことを除けば何一つ無い。
人は歳をとっても大して成長はしない。
「大人になりきれない大人」
そういった人物像がこの本ではいきいきと表現されていて、親と子の絆であったり、優しさなどが伝わってくる本だった。