- Amazon.co.jp ・マンガ (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087482225
感想・レビュー・書評
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「宮廷中の貴婦人たちの憧れの的、オスカルの初めての恋、王妃の恋人フェルゼンへの想いは叶うことがなかった。彼女の悲しみをそっと見守る、オスカルの乳母の孫、アンドレ・グランディエ。二人は幼い時から兄弟以上に魂を寄せ合い、青春のすべてを分かち合って生きてきた。そして何時しかアンドレはオスカルを深く愛していた。その頃、貴族の屋敷を襲う“黒い騎士”と名乗る盗賊を捕えたオスカルは、その男から民衆の不満の高まりを思い知らされる。不穏な社会情勢は次第に緊迫してきていた。」
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記録
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1巻2巻と感想は同じ。
どっぷり昭和的だが、それも「ベルばら」ならば仕方ないだろう。
3巻でも登場人物達は相変わらずよく泣いている。
実は1巻から所々「あれ?」と思うシーンは有ったのだが、どうも当時の読者達も気づいていたようで、3巻のあとがきに、そのような記述があった。
ただ、あとがきに書かれていたような「怪我をしたはずの右手と左手の違い」などの絵の不都合には私は気付いておらず、私の場合は小説読みの長年の癖からだろうかシーン展開の矛盾の方が気になってしまう。
「さっきとっくに馬車で去ったはずなのに何故この場面に急に居合わせているの?」(1巻)といった具合だ。
もちろんそんなことにケチをつける気はさらさらなく、単純に楽しく読ませてもらっている。 -
オスカルのかっこよさ、強さがさらに感じられる巻です。
温室育ちで世間知らずだったオスカルが様々な立場の人と関わることでフランスの現状を知り、その心には信念が芽生えはじめているのが読んでいてもよくわかります。
また、この巻からアンドレにもフォーカスが当たり、どんどん男らしく、人間臭く、かっこよくなっていきます。オスカルとの関係性も見どころです。 -
わたしの
知っている
唇は…
わたしの
知っている
唇は……