終局への宴 (集英社文庫)

著者 : 落合信彦

• 集英社 (1994年11月18日発売)

作品紹介・あらすじ

「祖国はひとつ」の大合唱の中、崩れゆくベルリンの壁。その光景を見つめながら熱い涙を流す男の姿があった-。東西ドイツ統一によって消滅した東側の情報機関スタズィ。一度は目的を失った男たちが、水面下で進行しつつある壮大な計画"宴"のために再び立ち上がった。著者ならではの情報をもとに、描きあげた感動のドラマ。待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

[うみさんの感想 · 2018年10月14日]

シュタージとかセキュリタテとか久しぶりに聞いた。普通ならオペレーションをメインに書くだろうに、作戦自体は１／４程度であっさり書いてるし。「終局への宴」というより、終局の宴への道みたいな